歌手で俳優のディーン・フジオカが主演するフジテレビ系ドラマ『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(最終話14日21:00~22:48)がこのほど、クランクアップを迎え、出演者たちが撮影の終了を惜しんだ。
まずは、暖(ディーン)の元婚約者・すみれを演じた山本美月が、取り乱して大絶叫のシーンでアップ。山本は「まだ終わった気がしなくて、明日からも来てしまうような感じです。母親役など初めての経験をさせていただいて…すみれの心もすごく揺れ動くので(役作りに)悩まされたんですけど、無事にクランクアップすることができました」と心境を語った。
続いては、神楽清役の新井浩文で、「久しぶりに西谷(弘)監督とご一緒させていただけて、とっても楽しかったです。いつかまた会えるようにがんばりたいです。みなさん、お疲れさまでした!」とあいさつした。
そして、南条幸男役の大倉忠義は「すごい終わり方」で撮影終了。「良い役をいただいて本当にありがとうございました。3カ月間、お世話になりました。みなさんありがとうございました!」と感謝を述べた。
その次は、入間公平役の高橋克典。「お疲れさまでした。周りを見回しながら、回を追うごとに役作りを探っていく作業が非常に楽しかったです」といい、「視聴者のみなさんが〇〇してくれると思います。では、また!」と、なにやら意味深なコメントをしている。
そして、本当の収録最後のシーンでクランクアップを迎えたのは、主人公・真海=暖を演じたディーン。スタッフから花束を受け取ると、「ありがとうございました。本当にみなさんお疲れさまでした。楽しかったです。最初に『柴門暖からモンテ・クリスト・真海にキャラクターが生まれ変わる』と聞いた時に、大丈夫かな?と、不安な気持ちもありました。15年間の空白を経て戻ってきた時に周りがどれだけ覚えていないものだろうか?…とか」と本音を吐露した。
それでも、「役作りの過程で、僕自身も振り返ると日本に住んでいなかった期間があるので、(暖の)15年間の重みみたいなものを実感できて、真海というキャラクターの血となり肉となり、とすることができました。真海とシンクロして行く日々が有意義で…ストーリーで展開するイベントも盛りだくさんで、みなさんすごく大変だったと思います。本当に素敵な役に出会えたことを心から感謝しております」と、最後は満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズを見せていた。