お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰が主演を務めるTBSの月曜名作劇場『はぐれ署長の殺人急行』シリーズの第4弾が、7月9日に放送されることがこのほど、明らかになった。前回に続き、3時間スペシャル(20:00~23:07)として放送される。

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    恵俊彰と我が家の坪倉由幸

今シリーズがドラマ初主演となる恵が演じる北斗鉄太郎は、警察庁所属の警視長階級のスーパーエリート。エリート街道まっしぐらだったがある理由から左遷され、地方の警察署の署長を転々とすることに。だが、本人は鉄道オタクで、地方の警察署に行かされることよりもその土地の鉄道に乗ることができる方がうれしいという変り種のキャラクターだ。現場に出る刑事に憧れており、管内で起こった殺人事件を署長らしからぬ行動力と洞察力、そして趣味を活かした鉄道の知識で紐解いていく。

今回の舞台は、日光&鬼怒川温泉。日光東照宮など世界遺産のある歴史情緒あふれる栃木県警日光中央署の署長に赴任した鉄太郎が難事件に遭遇する。上半身は栃木県、下半身は埼玉県、右手と所持品は群馬県という三県にまたがる死体遺棄事件が発生し、合同で捜査をすることに。ゲストは宇梶剛士、川村陽介、坪倉由幸(我が家)、竜雷太、長谷川初範、山下容莉枝、松澤一之ら。また、鉄太郎の4人の子どもたちも登場する。左遷された過去が子どもを苦しめていたことを知った鉄太郎。親子の愛にまつわる悲しい事件に、署長として父親として立ち向かう。シリーズ最難関の時刻表トリックにも注目だ。

恵は「仕事では行ったことがあるのですが、プライベートでは行ったことがなくて。大自然に囲まれて、新緑が美しいですね。日光の駅も佇まいが素敵でした」とコメント。ゲストについて「今回も勝村さん、中山さんとご一緒させていただきます。この二人には全幅の信頼を置いていて、助けられてばかり。勝村さんは今回のゲストである宇梶さんとは昔から仲が良くてよく知っているそうで、あっという間にいいチームができました」と語る。

そして、坪倉についても「我が家にはホンジャマカ20周年ライブを手伝ってもらって、一緒にコントをやった仲なので僕との空気感がすでにできあがっていると思います。坪倉が演じているのは鉄道オタクの記者役で、本人の飄々としたキャラクターにすごく合っていると思いますし、今までのシリーズで鉄太郎以外に鉄道ファンがいなかったので、同じ趣味を持っている人がいるという部分も演じていて新鮮です。今後も活躍してくれそうなキャラクターになっていて非常に楽しみです」と話した。

さらに、見どころについて「今までの鉄太郎の生き方が変わる瞬間があります。家族や事件、一緒に捜査を進めていく仲間たちに、そのことに気づかされるんです。それに、みなさんの目に見えていることの奥には隠されていることがある、という“今の世の中で起きていること”がビビットにストーリーに入っています。鉄太郎よりも立場が上の人が鉄太郎の前に立ちふさがりますが、権力に屈しないのが彼のいいところ。信じて前に進んでいく鉄太郎や大和(勝村政信)、明日香(中山忍)たちの姿勢も見どころです」とアピールしている。

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