電話機であれば着信時に呼び出し音が鳴るのは当たり前として、どこへでも持ち運ぶ携帯電話にはバイブレーション(振動)機能も欠かせません。iPhoneにもバイブレーション機能が用意されており、呼び出し音とともにバイブレーションで知らせる設定にできます。初期設定で有効にされていますから、あって当然の機能と考えている人も多いことでしょう。
そのバイブレーション機能ですが、いろいろな振動パターンが用意されています。初期設定では「アクセント」という振動パターン(1回短く振動したあとに長い振動が続く)が選択されていますが、モールス信号のS.O.S.のパターン(S.O.S.)、1回短く振動するパターン(クイック)、ベートーベンの「運命」冒頭に似たパターン(交響曲)など、合計で8パターンが用意されています。
この振動パターンは、オリジナルを作成することが可能です。作りかたはかんたん、使いたい振動パターンのとおり画面をタップ/プッシュするだけです。画面を押す力加減で振動の強弱をつけることができますから、「ブッブッ」という短い振動は軽くタップ、「ブーーーッ」という長い振動は画面を押し込むようにします。三三七拍子のように音階が必要ない振動パターンが適しています。
振動パターンを登録するには、『設定』→「サウンドと触覚」→「着信音」の順に画面を開き、画面上部にある「バイブレーション」をタップします。次の画面で「新規バイブレーションを作成」をタップし、画面中央あたりのタップ/プッシュを繰り返し、振動パターンを登録しましょう。納得できるパターンが作成できたら、画面右上の「保存」をタップし、適当な名前で保存しましょう。それを着信用に設定すれば、以降電話が鳴るたびに作成した振動パターンでバイブレーションが実行されます。