ヤマハ発動機は8月28日、84cm3〜449cm3の排気量を揃えたモトクロス競技用モデル「YZシリーズ」の2019年モデル6機種を発売する。
フルモデルチェンジを行う「YZ250F」は、レスポンスがよくパワフルで扱い易い新設計エンジン、ハーフクラッチ時の優れたタッチを可能とした大容量クラッチ、新設計フレームの採用などによる走破性の向上、レース中に効果を発揮するエンジンマップ切替機能&軽量セルフスターターの採用、スマートフォンなどでユーザー自身がきめ細かいエンジンセッティングを可能とする新パワーチューナーの搭載など、大幅な改良により戦闘力を向上させた。
水冷2ストローク84cm3エンジン搭載の「YZ85」「YZ85LW」は、パワーフィーリングに優れたYPVS(ヤマハパワーバルブシステム)搭載の新設計エンジン、近年のコース傾向やライディングトレンドに対応したサスペンションセッティング、新ブレーキホースやウェーブタイプのブレーキディスク採用によるブレーキ性能の向上、ポジション調整可能なアルミ製テーパー型ハンドルなどによりポテンシャルをアップデート。なお「YZ85LW」は、「YZ85」をベースに前19、後16インチタイヤを装着したモデルとなる。
昨年フルモデルチェンジを行った最大排気量のトップエンドモデル「YZ450F」は、フロント周りの剛性向上を中心に細部の熟成を図ったとのこと。
「YZ250」「YZ125」は、上位モデルとのリレーションを図ったカラー&グラフィックデザインを採用。 なお、同製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、6月7日から12月9日の期間限定で予約の受付を行い販売する。