6月7日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の玩具見本市「東京おもちゃショー2018」にて、タカラトミーが新商品「トミカ4D(フォーディー)」を発表した。
大人も驚きの“エンジン”を体感するトミカ
1970年に誕生して以来、多くの人に親しまれてきたミニカー「トミカ」。次々に新たな商品がリリースされ、2015年には大人向けの「トミカプレミアム」なるラインナップも登場している。そんな国民的とも言える人気を誇るトミカが、さらなる進化を遂げた。
今回発表された「トミカ4D」は、大きさも形も従来のものと同じように見える。では何が変わったのかというと、その答えは“エンジン”だという。同商品は、トミカに音と振動を加えることでクルマのエンジンを表現。これまでにない全く新しいミニカー遊びを可能にしているのだ。
まずサスペンションをグッと押し込んでみると、思っている以上にリアルなエンジン音が鳴り響く。手に乗せてみると、アイドリング中のような振動も再現されていることに感動。幼いころ遊んだように手転がしでクルマを走らせてみると、お次は臨場感のある走行音が。
第1弾のラインナップは、スポーツカータイプ4種と、救急車、パトカーの計6種が用意され、それぞれ異なるサウンドを発するとのこと。予価は各1,600円(税別)。8月末から予約を開始し、発売は10月を予定している。
「東京おもちゃショー」初日となる7日に行われた発表会では、お笑いコンビの品川庄司さんらも登場し、実際に同商品を体験する場面も。「今までは自分の口で『ブーン!』って再現していたのに…これはすごいことですよ!!」と2人揃って驚きの表情を見せていた。
「東京おもちゃショー2018」は、8日までは関係者向けの商談見本市が開催され、9・10日に一般公開が行われる。入場は無料となっているため、トミカの進化を感じたい人はぜひとも会場に足を運んでみてほしい。