ミュージカル『GRIEF7』の製作発表会見が8日、東京MX本社で行われ、カラム、碕理人、SHUN(Beat Buddy Boi)、加藤良輔、米原幸佑、演出の錦織一清が登場した。

  • 左からSHUN、加藤良輔、カラム、米原幸佑、碕理人、錦織一清

    左からSHUN、加藤良輔、カラム、米原幸佑、碕理人、錦織一清

同作は「7つの大罪」をモチーフに、牢獄で出会った男たちの物語を描くミュージカル。野村桔梗の原作を、三浦香が脚本化、錦織が演出を務め、六本木・俳優座劇場で7月26日から31日まで上演される。

製作を担当するCLIEによる舞台を昨年観に行ったという錦織は「面白い舞台だと思いまして、僕もこういうのに参加できたらという思いがあったんですけど、まさか本当にやらせてもらえるとは思っていなかった。すごく喜びを感じている」と明かしつつ、「ちょっと前だったら僕もこっちにいたんじゃないかなという感じがする」と苦笑。「しょっちゅう後輩とはやらせてもらうんですけど、気持ちだけはいつも若くいられる」と語り、「舞台側に立ちながら、一緒に演じながらという方法の演出なので、メンバーの一員として参加できたらいいなと思っています」と意気込んだ。

アイドルグループのメンバーという設定のカラムは、「僕も実際にアイドルグループで活動をしていて、だからこそわかっていることも表現できるようにしたい」と展望を示し、「いろいろ舞台をやってきたんですけど、こういう役をやってみたかった。ワクワクしてるし、とにかく楽しみにしています」と語った。

「前からこういう作品をやりたいと話していた」という米原は「錦織さんから手ほどきしていただき、素晴らしいショーを見せられるよう頑張っていきたいと思います」、加藤は「素晴らしいショーを見せられるよう、頑張っていきたいと思います」と意気込む。SHUNは「音楽とダンスと詩で表現、僕もアーティスト活動をメインでやっているので、こういった作品に出演できることを嬉しく思っています」と喜び、碕は「重たい話ですので、歌とダンスで華やかなエンタテインメントとしてお届けできるように精一杯がんばっていきたい」とコメントした。

錦織は「今作だけだときっと完結しないようなお話にもなってると思う」と今後の展望も示しつつ、「ダークサイドの物語をミュージカルという華やかな場所でどういう演出をしていくか、僕の中での一つのテーマになってます」と明かす。また、出演者陣には「まだまだ若いですから、個性を尊重してあげて。僕のところでは、自由に楽しく自分を見つけるのを目標にやってほしいなと思います」とエールを送った。