LCCの春秋航空日本(SPRING JAPAN)は6月6日、JAL及びJALエンジニアリング(JALEC)に、航空機の管理を含む整備に対し、包括的な業務委託を開始したと発表した。成田空港と中国国内の空港における日々の整備業務をJALEC、またはJALEC基準で整備を行う。
SPRING JAPANは2014年8月の就航開始以来、自社整備体制とし、一部整備業務はJALECが受託していた。今後、更なる安全な運航を実現するため、同社の基地である成田空港での日々の整備業務に加え、国内空港では新たにJALECの整備士、中国の空港ではTaikoo(Xiamen)Aircraft Engineering Co., Ltd.社の整備士による点検を行う。この会社は、中国厦門を機体整備の拠点として中国各地での機体整備を展開する会社であり、今後はJALECからの委託を受け、JALEC基準でSPRING JAPAN機材の整備を行う。
SPRING JAPANは、「安全は社会との約束であり最優先課題である」という安全理念の下、社員一同、引き続き安全運航に努めていくとしている。