人生初めての出産!
もうワクワク感なんてよりも未知数すぎて恐怖でしかありません。本で予習すればするほど、不安とドキドキは募り、眠れない夜が続きました。
年末に切迫早産の絶対安静が担当の先生から解かれ、赤ちゃんが産まれてからしばらくは自分のことをする時間がとれないと聞いていたので、お正月は母とランチやショッピングなどを楽しんでいました。
予定日はまだまだ先だからと、気にはしていたけれど先延ばしにしていました。
赤ちゃんを迎える準備でまだ用意していなかった最後の品を無事に購入して帰った翌日の1月8日。
寝起きになんだかヘン!破水かも!とドキドキしながら病院に電話をしました。
初めての私は、本で予習していた通り、このまますぐに陣痛が始まって、出産になるんだーと慌てていたのですが、病院からの返答はなんと「食べたいものなど召し上がって、ゆっくり来てくださいねー」という悠長なものでした。
ビックリ拍子抜けしながらも、食べたいものを食べて、ゆっくりお茶をしてから歩いて病院へ向かいました(イメージでは痛くて歩けなくて動けなくて苦しみながら車で連れて行かれるというものだったのですが)。
病院に着いてからも痛みはなく、年末に撮影した雑誌がポストに届いていたので、それを読みながら看護師さんと楽しく談笑し、それでも出産の兆候がないのでようやく陣痛促進剤というものを打ってもらいました。
間もなくして多少の痛みがあり分娩台へスタスタと移動して、さほど痛みに苦しむこともなく30分でスルッと健康な赤ちゃんが誕生しました。