カンテレ・フジテレビ系“火9”ドラマ(毎週火曜21:00~)に主演する俳優の坂口健太郎から女優の吉岡里帆へ、このほど「引き継ぎ式」が行われた。
12日に最終回を迎える『シグナル 長期未解決事件捜査班』に主演する坂口の撮影現場のもとに、7月17日スタートの『健康で文化的な最低限度の生活』に主演する吉岡が訪問。吉岡が「こんにちは!」と笑顔を見せると、坂口は「いらっしゃいませ!」と、こちらも満面の笑みで迎えた。
『ごめん、愛してる』(17年、TBS)で共演した2人だが、それぞれの印象について、吉岡は「坂口さんは、クールなんだけど同時にすごく優しい方」とコメント。一方の坂口は「前作では、作品や役や物語についてすごく深く話しましたよね。だから吉岡さんの印象は“すごく熱を持ったマシュマロ”」と表現し、これに、京都出身の吉岡はすかさず「溶けてるやん(笑)」と関西弁でツッコミを入れていた。
そして、それぞれのドラマにゆかりのある食べ物を交換。吉岡が「じゃん、じゃじゃん♪」と歌いながらオムライスを手にし、「(坂口演じる)三枝健人警部補といえば、無機質でクールな役ですが、彼の人間らしさが垣間見えるシーンがありまして。そのひとつが居酒屋で『オムライスを食べたい』というシーン」と説明すると、坂口はうなずきながら、「健人がお兄ちゃんと幸せだった時間を思い出すなど重要なアイテム」と話し、「あと、僕もオムライスが大好きなんです」と告白。吉岡がケチャップで「火9」と書いたそのオムライスをおいしそうに食べた。
また、坂口からは、大きなとんかつを2枚。吉岡が演じるえみるはとんかつが大好きで、特に“端っこ”が大好きというエピソードから用意した。吉岡は、坂口がソースで「火9」と描いたとんかつの端っこを食べ、「めっちゃおいしい!」とご満悦の様子だった。
12日に最終回を迎える『シグナル』について坂口は、「三枝健人のキーになる事件の謎が解き明かされます。目が離せない最終回になっていると思うので、ぜひ一緒に健人と悩んで事件を解決していきましょう」と呼びかけ。
バトンを受ける吉岡は『健康で文化的な最低限度の生活』について「新人ケースワーカーの成長物語で、安定を求めて公務員になった義経えみるは、ケースワーカーという仕事を通して、生きていく大変さなどを知っていきます。夏にふさわしいパワフルな作品なので、みなさんもえみると一緒に奮闘してもらえれば!」とアピールした。
最後に、2人は“バトンタッチ”で互いの手を合わせ、「火曜9時ドラマ、これからもお楽しみに!」と手を振っていた。