「ウルトラマン」テレビシリーズ最新作『ウルトラマンＲ／Ｂ(ルーブ)』(2018年7月7日あさ9時からテレビ東京系で放送)の制作発表会が7日、同日に東京ビッグサイトで開幕した国内最大規模の玩具の展示会「東京おもちゃショー2018」内で開催された。シリーズ初の"兄弟ウルトラマンが主人公"という本作において、兄の湊カツミを演じる平田雄也、弟・イサミ役の小池亮介、2人の妹であるヒロイン・アサヒを演じる其原有沙らが登壇した。
-
左からウルトラマンブル アクア、小池亮介、平田雄也、ウルトラマンロッソ フレイム
「ウルトラマン」TVシリーズ最新作として、シリーズ初の兄弟ウルトラマンが主人公という新機軸で挑む『ウルトラマンＲ／Ｂ』は、それぞれに深い思惑を秘めた複数の敵が現れ、視聴者の予測もつかないストーリーが展開されるという。主人公兄弟がそれぞれの強い想いをもった味方や敵とぶつかることで、身近にあるからこそ忘れがちだった大切なものに気付いていく、"絆"と"愛"を軸にした物語が繰り広げられる。
ステージには、『ウルトラマンオーブ』『ウルトラマンジード』でも手腕をふるったメイン監督・武居正能氏が登壇。本作が「コメディ」「家族愛」「成長するヒーロー」をテーマとした、新しいウルトラマン像に挑戦した作品であることを明かした。そして続いてのコーナーへと移ろうとしたところで、作品の舞台となる綾香市に伝わる怪獣グルジオボーンが現れた。騒然とする会場に、カツミとイサミがさっそうと登場。決め台詞「オレ色に染め上げろ! ルーブ!!」とともに、変身アイテム「ルーブジャイロ」を掲げ、変身ポーズを披露した。
すると、カツミは火のエレメントを宿した「タロウクリスタル」で変身した、「ウルトラマンロッソ フレイム」の姿で、イサミは水のエレメントを宿した「ギンガクリスタル」で変身した、「ウルトラマンブル アクア」の姿となって登場。さらには「ルーブクリスタル」の交換によってタイプチェンジを行い、「ウルトラマンロッソ アクア」「ウルトラマンブル フレイム」となってみごと怪獣を撃破した。
あらためて登場した兄・カツミ役の平田雄也、弟・イサミ役の小池亮介に続いて、妹・アサヒを演じる其原有沙、服飾デザイナーで主人公たちの父・湊ウシオ役の山崎銀之丞、町の名士でアイゼンテック社長・愛染マコト役の深水元基が登壇。今日の会見を迎えた喜びをそれぞれが語った。
また、本作の追加情報も発表され、主題歌がオーイシマサヨシ(大石昌良)の「Hands」であることが明らかに。エンディング曲は前作『ウルトラマンジード』へも出演した声優の三森すずこの「夢飛行」であることが公開された。音楽はTeam-MAXの高梨康治が担当する。
イベントの終盤、ステージには謎の黒いウルトラマンオーブが登場。どのような存在なのかまったく明らかになっていないが、今後作品に大きく影響していくのだという。
『ウルトラマンＲ／Ｂ』は、テレビ東京系にて7月7日土曜あさ9時から放送スタート。
(C)円谷プロ (C)ウルトラマンＲ／Ｂ製作委員会・テレビ東京
