ベンキュージャパンは6月7日、ネイティブで20,000:1という高いコントラスト比を持つコンパクトタイプのプロジェクタとして、「MH550」「MW550」「MX550」の3モデルを発表した。価格はオープン。
MH550
「MH550」は、1,920×1,080ドット(フルHD)の投写が可能なDLPプロジェクタ。6月15日から発売する。明るさが3,500ルーメン、コントラスト比が20,000:1に向上し、鮮やかさや滑らかな中間色の変化を表現できるようになったほか、可読性の高いはっきりとした文字を投写する。光源は220Wで、光源寿命は標準で最大5,000時間、エコノミーとSmartEcoモードで最大10,000時間、Lamp Saveで最大15,000時間となっている。
省電力モードが充実しており、入力内容を分析して最適な色とコントラストに必要な明るさを決定する「SmartEcoモード」を搭載。画質を落とさずに、最大70%のランプ電力を節約する。電源が入った状態で映像ソースがないまま3分以上が経過すると自動的に起動する「エコブランクモード」でも、ランプ電力を最大で70%節約。「オートパワーオフ」では、16~20分間使用しないと自動で電源がオフとなる。
そのほか主な仕様は、投写方式がDLP、画面サイズが60~300型、光学ズームが1.1倍。投写距離は60インチで約1.98~2.18m、80インチで約2.64~2.91mm、100インチで約3.3~3.63mm、120インチで約3.96~4.36mm。対応解像度は640×480~1,920×1,200ドット。
映像入力インタフェースはHDMI 1.4a×2、D-sub×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。2Wのスピーカーを内蔵し、投写位置は正面、天井正面、背面、天井背面。本体サイズはW296×D221×H120mm、重量は約2.3kg。
MW550
「MW550」は、1,280×800ドットでの投写が可能な明るさ3,600ルーメンのモデル。6月15日から発売する。投写距離は60インチで約2.0~2.2m、80インチで約2.67~2.93mm、100インチで約3.34~3.66mm、120インチで約4.0~4.4mm。そのほかの仕様はほぼ共通。
MX550
「MX550」は、1,024×768ドットでの投写が可能な明るさ3,600ルーメンのモデル。6月22日から発売する。明るさは3,600ルーメンで、投写距離は60インチで約2.39~2.62m、80インチで約3.19~3.5mm、100インチで約3.98~4.37mm、120インチで約4.78~5.24mm。そのほかの仕様はほぼ共通。