未成年者との飲酒が『週刊文春』で報じられたNEWSの小山慶一郎(34)が7日、キャスターを務める日本テレビ系報道番組『news every.』の冒頭で謝罪。当面の間、同番組の出演を控え、活動も自粛することを報告した。
黒のスーツにネクタイ姿で登場した小山。「今日発売の一部週刊誌で、私が未成年の女性と飲酒していたとする記事が掲載されました。そして指摘された飲食の場に、当時19歳の女性が参加していたことが分かりました」と報道内容に触れ、「私はこの女性から年齢を20歳と告げられていたため、未成年者であるとは知りませんでした」と釈明。
すぐに「しかし」と続け、「結果として未成年者がいる飲み会の席に参加し、飲むことを煽るような声を掛けてしまいました。こうした振る舞いは報道番組として、様々なニュースとしてお伝えし、時には厳しい意見を述べてきた『news every.』のキャスターとして、不適切であることは言うまでもありません。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げ、「そこで私は『news every.』の出演を当面、お休みさせていただき、その期間、活動も自粛し、今回のことを反省し、自分をしっかりと見つめ直す時間にしたいと考えています。この度は本当に申し訳ありませんでした」と再び深々と頭を下げた。
10秒弱の間を空け、同じくメインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーは、「今回の件で本人はこれからいくつもの後悔を抱えながら反省の日々を過ごすことになると思います」と小山の置かれた状況を説明。「同じ番組で仕事をする仲間ですから、背中を押すような言葉をかけてあげたい気持ちはありました」と本音を吐露した。
その上で、「しかし、このようにテレビで皆様からのご批判を正面から受け止め、反省することが今もっとも大切だと理解している本人には、無意味な優しさなどはかえって不要なものだと感じています。隣にいるのに今言うことではないと思いますけど、しっかりと反省をして自分を見つめ直してほしいと思います。そして、その先に見違えるほどの変化や成長を見せてもらいたい」と厳しさの中にも期待を込めた藤井アナ。最後は番組を代表し、「それが私と私達の切なる願いです」と締めくくった。