京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINSは7日、クラウドファンディングで資金調達を実施していた「丹鉄珈琲~114km Cafe」店舗が6月9日9時30分に宮津駅内でオープンすると発表した。
今回、同社初の試みとしてクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を通じ、「丹鉄珈琲~114km Cafe」オープンにともなう資金支援を実施。3月29日から5月20日にかけて募集を行い、122名から140万円の資金を支援を受けている。
「丹鉄珈琲~114km Cafe」は「旅の始まりと終わりに、こだわりの商品を」をコンセプトに、コーヒー片手に旅に出る人々への旅の窓口として、そして丹鉄沿線の魅力を発信する拠点としての役割を担うという。丹後地域にちなんだ5種のオリジナルブレンド「丹鉄珈琲」のほか、地元の食材を使用したスイーツの提供などを行い、観光客や地元の人々が集まるにぎわいの場としても活用していく。
「丹鉄珈琲」は日本全国にファンを持つ栃木県日光市の「日光珈琲」と、沿線地域の食の魅力を知り尽くす兵庫県豊岡市の「城崎スイーツ」がタッグを組み、新たに立ち上げた「城崎珈琲焙煎所」でロースト・ブレンドされたご当地コーヒー。丹後地域の暮らしや文化を感じられるように、個性豊かな風味のブレンド(天橋立ブレンド、与謝野ブレンド、京丹後ブレンド、舞鶴ブレンド、福知山ブレンド)に仕上げている。
今後は「丹鉄珈琲~114km Cafe」特製の地元事業者と連携した商品開発など、丹鉄沿線ならではの商品を企画・展開し、地域活性化を進めていく予定だという。