バンダイの"大人が装着できるハイエンド変身ベルト"として人気のブランド「COMPLETE SELECTION MODIFICATION(CSM)」の最新作が、平成仮面ライダー3作目として2002年から2003年にわたって放送された『仮面ライダー龍騎』のVバックルであることが明らかになった。現在ティザーサイトがオープンしており、6月25日に詳細が公開される。

『仮面ライダー龍騎』は、『クウガ』『アギト』に続く平成ライダー第3作。通常イメージされる「仮面ライダー」とは大きくかけ離れたビジュアル、13人の仮面ライダーたちが最後の一人になるまで殺し合うという、挑戦的なストーリーは大きな反響を呼んだ。従来の作品と大きく異なる方向性を標榜した『龍騎』は放送当初賛否を巻き起こしたものの、背景をもつそれぞれのライダーたちが織り成すドラマが視聴者の心を打ち、今でも伝説的な作品として高い人気を誇っている。

「CSM」は、"大人が装着できる変身ベルト"として話題を呼んだ「COMPLETE SELECTION(CS)」から派生したシリーズで、従来の商品をMODIFY=モディファイすることで、バリューとリーズナブルな価格を両立。玩具としての高い質感はもちろん、収録音声などのプレイバリューの高いギミックで発売されるたびに熱い注目を集めている。昨年発表された「CSMオーズドライバー コンプリートセット」は、「日本おもちゃ大賞2018」のハイターゲット・トイ部門優秀賞に選ばれた。

仮面ライダー龍騎の変身アイテムである「カードデッキ(ベントホルダー)」と装填するベルトがセットになった「変身ベルト Vバックル」は、2005年に「CS」シリーズでも発売。今回の「CSM」化にあたり、どのようなギミックが新たに搭載されるのか、気になるところだ。

(C)石森プロ・東映