学情は18年4月16日〜25日の期間に、19年卒学生向け就職情報サイト「あさがくナビ2019」登録会員を対象として、就職活動に関するWEBアンケートを実施。就活生が知りたい企業情報、企業への志望条件、応募のきっかけなどを調査した。
就活生に「企業情報で知りたいことは何か」を質問したところ、最も知りたい情報は「仕事内容について具体的に」と約7割が回答し、次いで「面接での質問内容について」「社風、社内の雰囲気」「詳しい選考フロー」と続いた。具体的な仕事内容とともに、選考についての情報を求めているという結果になった。
企業を志望する条件について質問したところ、過半数の就活生は「休日・休暇がしっかり取れる企業」「安定していそうな企業」を挙げている。これは「全国的に知名度がある大手企業」の回答を上回っており、昨年度の回答に比べて、「休日・休暇がしっかり取れる企業」「転勤のない企業」「給与の高い企業」が上回っていることからも、プライベートを重視する就活生が増えている。
就活生の約半数が「6月末まで」に内々定を得たいと考えており、昨年同様に6月の選考解禁に合わせ活動を終えたいようだ。年々就職活動の短期化が進んでいると考えられる。
内々定を獲得した企業への応募のきっかけについて質問したところ、「就職サイト」が31.0%、次いで「就職サイトが主催するイベント」が28.7%と、就職ナビサイトや合同企業セミナーが就職活動で重視されていることがわかる。また、「インターンシップ」が応募のきっかけになったと回答する就活生も25.7%で約4分の1いることから、現場の雰囲気が感じられるインターンシップも重要と考えられている。