EIZOは6月5日、4辺フレームレスのフルフラット31.5型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV3285」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。8月20日から発売する。価格はオープンで、直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は199,800円(税込)。

  • 31.5型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV3285」

    31.5型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV3285」

FlexScan EV3237」の後継モデル。画面のベゼル、4辺をフレームレスとすることで、モニター部の容積を17%、設置面積を12%削減している。本体がコンパクトになったことで、設置性が向上した。

液晶パネルは3,840×2,160ドットの非光沢(アンチグレア)IPSで、sRGB相当の色域に対応。新たにUSB Type-Cポートを搭載したことで、同じくUSB Type-C装備のノートPCで外部ディスプレイとして使用する場合、USB Type-Cケーブル1本で映像と音声を伝送できる。加えて、FlexScan EV3285のUSBポートも使えるほか、FlexScan EV3285からノートPCへと電力も供給できる(USB Power Delivery)。

  • 31.5型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV3285」
  • 31.5型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV3285」
  • ブラック

  • 31.5型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV3285」
  • 31.5型4K液晶ディスプレイ「FlexScan EV3285」
  • ホワイト

眼精疲労対策として、ブルーライトをカットする「Paperモード」と、周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動で調整する「Auto EcoView」を搭載。ブルーライトは最大で約80%カットできる。「Picture by Picture」や「Picture in Picture」などの表示モードも備え、モニターコントロールユーティリティ「Screen InStyle」を無償で提供する。

そのほか主な仕様は、視野角が垂直水平とも178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,300:1、応答速度が5ms(中間階調域)。映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×1、USB 3.1 Type-C Gen1×1。USBハブポート×2基も備える。

スタンドのチルト角度は上35度・下5度、左右344度のスイーベルに対応し、148.9mmの高さ調整が可能。1W+1Wのスピーカーを内蔵し、本体サイズはW717.4×D51.5×H427.3~576mm、重量は約11kg。