ソニーは6月6日、1.0型イメージセンサー「Exmor RS」を搭載する、有効画素数約2,010万画素のコンパクトデジタルカメラ「Cyber-shot RX100 VI」(DSC-RX100M6)を国内発表した。6月12日午前10時から予約を受け付け、6月22日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は140,000円前後。先行して海外発表されていたモデルだが、ほぼ間を空けずに国内発表となった。

  • Cyber-shot RX100 VI

    Cyber-shot RX100 VI

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    ライブビュー液晶は3.0型(約92万画素)

RX100 VIは、「RX100」シリーズの第6世代モデルで、新開発のZEISS Vario-Sonnar T 24-200mm F2.8-4.5ズームレンズを搭載。広角24mmから望遠200mm(35mm判換算)までの焦点距離をカバーする。

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    広角24mmから望遠200mmまで撮影可能だ

画像処理エンジンとして「BIONZ X」を内蔵。最大4.0段分の光学式手ブレ補正機能により、望遠撮影時の手ブレを軽減する。

ミラーレス一眼「α6500」やレンズ一体型のデジタルカメラ「RX10 IV」で採用している高密度AF追従テクノロジーをRX100シリーズとして初めて取り入れた。像面位相差検出AF方式とコントラストAF方式を併用するファストハイブリッドAFシステムにより、0.03秒の高速AFを可能としている。連写速度は、AF/AE追従時で最高約24コマ/秒。バッファメモリも大容量化し、連続撮影枚数は233枚となっている。

ワンプッシュで引き出せる電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」は、倍率0.59倍の約236万画素。使用しない時は本体に収納しておける。フラッシュも本体に収納されている。ライブビュー液晶は3.0型(約92万画素)で、上約180度/下約90度の角度調整が可能。直感的な撮影をサポートするタッチフォーカス機能、タッチシャッター機能も用意し、シャッター音を出さないサイレント撮影もサポートする。

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このほか画素加算のない全画素読み出しによる4K動画の撮影や、HLG(Hybrid Log-Gamma)方式による4K HDR撮影にも対応する。記録メディアにはSDメモリーカード、メモリースティックデュオなどを使用可能。記録フォーマットは静止画がJPEG、RAW。動画がXAVC S(AVCHD Ver.2.0準拠)。バッテリには「NP-BX1」を使用し、撮影可能枚数は最大240枚(CIPA準拠)。本体サイズはW101.6×D42.8×H58.1mm、重量は301g(本体のみ)。