タカラトミーグループはこのほど、日本玩具協会が主催する「日本おもちゃ大賞 2018」の共遊玩具部門で「トミカ4D(フォーディー)」が大賞を受賞したと発表した。共遊玩具部門は、障害のあるこどもも、そうでないこどもも「共に遊ぶ」ことができるように、さまざまな配慮が施されたおもちゃが対象の部門となっている。
共遊玩具部門で大賞を受賞した「トミカ4D」は、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」にリアルな音と振動を加え、車のエンジンを表現した新定番シリーズ。大きさも形もいままでの「トミカ」と同じだが、サスペンションを押し込むことで、リアルなエンジン音とアイドリング振動を体感できる。手転がしで走行させるとリアルな走行音が鳴り、手転がしに合わせて走行音も変化する。
受賞のポイントとして、車の形状を触って知ることができるだけでなく、車の動きによって変化する実車の音と振動を耳と手で感じながら、目の見えないこどもたちも臨場感のある手転がし遊びを存分に楽しめる点が評価された。「トミカ4D」は2018年10月に発売予定。価格(予価)は各1,600円(税抜)。
なお、タカラトミーは「日本おもちゃ大賞 2018」のコミュニケーション・トイ部門で「人生ゲーム タイムスリップ」、イノベイティブ・トイ部門で「おせっかいなスマート貯金箱 バンクワン / バンクニャン」が大賞を受賞し、他にも7部門で同社商品が優秀賞を受賞したと発表している。