日本HPは6月5日、キーボードドックが着脱するデタッチャブルタイプの12.3型2in1 PC「HP ENVY 12 x2」を発売した。直販価格は139,800円(税別)。
「Always Connected PC」(常時接続PC)として、4G LTE通信モジュールを内蔵。場所や時間を問わずインターネット接続できるなど、スマートフォンの便利さ、タブレットの見やすさ、PCとしての性能を兼ね備える。コネクテッド・モダンスタンバイ機能により、スタンバイ状態からの起動も高速だ。
4G LTE通信モジュールの対応バンドは以下の通りだが、キャリアやMVNOとの契約を含めて、nano SIMカードはユーザー側で用意する必要がある。6月下旬には、動作検証されたIIJ mioのデータ通信専用SIMとのセットモデル、2018年夏ごろには同じく動作検証されたau「LTEデータプリペイド」のSIMセットモデルが販売開始の予定だ。
FDD LTE : 2100 (Band 1)、1900 (Band 2)、1800 (Band 3) 、1700 (Band 4)、850 (Band 5)、2600 (Band 7)、900 (Band 8) 、1400 (Band 11)、700 (Band 12)、700 (Band 13) 700 (Band 17) 、850 (Band 18) 、850 (Band 19)、800 (Band 20)、1450 (Band 21) 、850 (Band 26)、700(Band 28) MHz、700 (Band 29)、2300 (Band 30)、2100(Band 66) MHz
TDD LTE : 2600 (Band 38)、1900 (Band 39)、2300 (Band 40)、2500 (Band 41) MHz
CPUには省電力性の高い第7世代Intel Core i5-7Y54(1.20GHz)を搭載。バッテリ駆動時間は約17時間となる。ディスプレイは、タッチ対応で1,920×1,280ドット(フルHD)の12.3型IPS液晶を採用。Gorilla Glass 4により画面に傷がつきにくく、耐久性も高い。タブレット部はCNCアルミニウム削り出しで制作され、重量も約778gと軽量。
キーボードドック部はケースを兼ね、レザーのような質感を持つ。角度調整が可能なスタンドとしても機能する。キーボードはバックライトを装備し、約1.5mmのキーストロークを確保。手書き用のアクティブペンも付属する。
そのほか主な仕様は、メモリがLPDDR3-1,866MHz 8GB、ストレージが256GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 615(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home(64bit)。
ネットワークは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースはUSB 3.1 Type-C Gen2×2、microSDメモリーカードスロット、nanoSIMカードスロットなど。バッテリ駆動時間は約17時間。本体サイズはタブレット部がW293×D209×H8.5mm、重量は約778g。タブレット+キーボードがW293×D214×H15.5mm、重量は約1.24kg。