俳優の佐藤隆太が、11日に放送されるフジテレビ系月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(毎週月曜21:00~ ※15分拡大)の最終話にゲスト出演。虚弱体質な上に結婚詐欺の被害に遭った不運な男を演じる。

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    『コンフィデンスマンJP』に出演する佐藤隆太=フジテレビ提供

コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる同作。最終話は、ダー子、リチャードにこれまで稼いだ億単位の額を聞いたボクちゃんが「もう充分だよ」と、詐欺稼業から足を洗うために去ってしまう。

それから1年後、ボクちゃんは引っ越し屋としてまっとうに働いていたが、そこで重い荷物を持てずに四苦八苦していた新人の鉢巻秀男(佐藤)と出会う。鉢巻は、自身について、体が弱くてまともに働いたことがなく、親の遺産を切り崩しながら暮らしてきたと告白。その遺産すらも結婚詐欺の被害に遭ってすべて失ってしまったいい、ボクちゃんは、相手の女性と結婚相談所所長の似顔絵を描かせると、ダー子とリチャードにそっくりな顔が現れる。怒り心頭のボクちゃんは、鉢巻を連れ、ダー子のスイートルームを訪れるが、そこで鉢巻の態度が急変する…。

これまで『コンフィデンスマンJP』は、各話ごとにさまざまなロケ地を訪れ、シーンを撮影してきまたが、最終話は、ほぼダー子のスイートルームのみのワンシチュエーションで展開。戸田菜穂、袴田吉彦、野間口徹など、サプライズゲストも多数出演する。

佐藤は「とにかく難しいキャラクターだと思いましたが、ストーリー自体は1時間をワンシチュエーションの中で展開するもので、その中で見事にひっくり返して、またひっくり返して、坂道を転がるような、最終的に表と裏どっちで着地するんだろうという面白さがあります。見事な脚本だなと思いました」と感服している。

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  • 11日放送の最終話より=同

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  • きょう4日放送の第9話より=同