元プロ野球投手のジョニー黒木こと黒木知宏氏が、3日(19:58~23:05)に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』3時間スペシャルで、10年ぶりのピッチングを披露した。
黒木氏は、関西・東海地区から選ばれた中学生最強スラッガー3人と対戦。中学生クリーンアップが3アウトを取られるまでに何点とれるか、というルールで対決を行った。
現役時代は“魂のエース”と呼ばれ、肩やヒジのケガと戦いながらのピッチングでファンを魅了。現役引退後は解説者を経て、昨シーズン終了まで北海道日本ハムファイターズの一軍投手コーチとして活躍し、現在MLBロサンゼルスエンゼルスで活躍する大谷翔平選手の“二刀流”を支えるなどしてきたが、そのコーチ時代も「ピッチングはしていない」といい、「マウンドから硬球を真剣に投げるのは引退試合(2008年3月)以来ではないかと。10年ぶりぐらいですか…」と、長いブランクがあることを打ち明けた。
そうして臨んだ対決では、田口壮氏(現オリックス二軍監督)の息子・田口寛君にタイムリーを浴びるなど2点を失ったが、「出演依頼をいただいたときから1カ月半ほど、キャッチボールやランニングなどトレーニングをしてきました。何もしないまま子供たちに投げるのは失礼ですから。結果的にはなかなかうまくいかなかったですけど、でも良かったと思います」と満足の様子。
「僕らがお遊び半分ではなくそれなりに真剣に投げている、真剣に戦っている、というのを子供たちに感じてもらうのは素晴らしいと思います。たけしさんにはこの番組をずっと続けてもらいたいと思いますね」と期待を示していた。
次回の同番組は、17日(18:57~)に放送される。