Apple Payが導入されてからというもの、近所に出かけるときはサイフを持たずにiPhoneだけ、という人が増えています。確かに、いまどきのコンビニエンスストアは電子マネーでの支払いに対応していますから、iPhoneがあれば買い物できてしまいます。
しかも、最近のiPhoneにはモーションコプロセッサが内蔵されていますから、iPhoneを歩数計代わりに利用できます。アプリを起動していなくても移動距離と歩数が自動的に記録されますから、なにも用意する必要はありません。電源が入ったiPhoneをただ持ち歩くだけでいいのです。
移動距離と歩数の情報はiPhoneに蓄積され、いつでも取り出せます。iOSに標準装備の『ヘルスケア』アプリを使えば、iPhoneを利用し始めた日からの情報がわかるのです。新しいiPhoneに機種変更した場合も、バックアップデータでは移動距離と歩数の情報も引き継がれますから、数年前の情報ですら取り出すことが可能です。
距離数と歩数だけでなく、1日の平均距離/歩数も調べられます。操作はかんたん、『ヘルスケア』アプリで「今日」タブを表示し、「ウォーキング+ランニングの距離」または「歩数」をタップしましょう。棒グラフが現れるので、「日」と「週」、「月」と「年」のうち「年」タブをタップしましょう。月ごとの集計結果が棒グラフとして表示されるので、そのうち調べたい月をタップすると1日の平均値を確認できます。
なお、「上った回数」など他の情報についても、同じ操作方法で平均値を調べることができます。Apple Watchを利用している場合には、アクティブエネルギーやワークアウトについても対象にできるので、チェックしてみましょう。