“悲劇のJチーム”といわれるJ3ブラウブリッツ秋田の密着取材が、3日のドキュメンタリー番組『目撃!にっぽん』(毎週日曜6:15~)で放送される。
『目撃!にっぽん』では有名無名問わず、ひたむきに今を生きる人々をクローズアップし、その生き方や魅力にせまる。今回は、「どん底からはい上がれ~J3ブラウブリッツ秋田の挑戦~」と題し、ブラウブリッツ秋田の紆余曲折を伝える。
1965年創部のTDKサッカー部を前身とするブラウブリッツ秋田は、2010年からクラブチームとして名称を「ブラウブリッツ秋田」に変更し、2014年にJリーグに入会した。チーム名は、ドイツ語で「青」を意味する「ブラウ」、「稲妻」を意味する「ブリッツ」を組み合わせた造語。TDKサッカー部時代のチームカラーである青を継承し、秋田県の県魚であるハタハタのように、「冬の稲妻轟く季節に泳ぐ姿が如く力強さを持って、クラブが発展して行く様子」を表現している。
そんなブラウブリッツが“悲劇のチーム”を呼ばれるのは、昨季J3優勝を果たしながら、スタジアム条件などが整っていなかったことからJ2に昇格できなかったため。今、スタジアム整備等に奔走中のクラブ社長・岩瀬浩介氏(37)を中心に、チームの知られざる苦闘を追う。
この放送に際し、NHK秋田放送局の公式ツイッターも、「目撃!にっぽんにて、ブラウブリッツ秋田岩瀬浩介社長の密着ドキュメント!4月に秋田県向けに放送した番組を再編集して全国の皆さんにお届け!ナレーションは宮迫博之さん!ぜひご覧ください!」とアピールしている。