大和書房はこのほど、1月に発売した書籍『1日10秒 マインドフルネス』(税別1,300円)を再々重版した。同書では、瞑想歴40年の精神科医・藤井英雄医師が、1日10秒でできる実践的でわかりやすいマインドフルネスの方法を解説している。
「マインドフルネス」とは「今、ここ」の現実に気づいて、客観的に物事をとらえることであるという。「満員電車でイライラ」「仕事が終わるか不安」「集中できない」といった気持ちも、マインドフルネスでイライラや不安、モヤモヤなどの気持ちに気づくことで、気持ちの高ぶりを抑えたり、物事に集中できたりするようになるとのこと。
ただし、マインドフルネスという気づきは一瞬で過ぎ去ってしまうため、次の瞬間にはまたイライラしたり不安でいる自分が出てきたりする場合があるという。そのため、毎日続けて「客観的に気づく回数」を増やし、マインドフルネスの時間を長くする必要があるとのこと。
同書では、わずか10秒で誰でも簡単にできるエクササイズを紹介している。10秒で終わるため、いすに座ったままでも、歩きながらでも可能。「全然終わらない仕事にストレスマックス」「連日の残業で、業務に集中できない」「不平不満からか暴飲暴食がとまらない」などの悩みを抱える人におすすめしている。
内容は、「10秒のマインドフルネスは人生を変える」「リラックス効果高まるマインドフルネス―胸式呼吸」「マインドフルネスで感情をコントロール」「あまり効果を感じないときの3つの理解」「マインドフルネスな日記を始めよう」など。