女優の芳根京子、俳優の千葉雄大らが、7月スタートの日本テレビ系ドラマ『高嶺の花』(毎週水曜22:00~)に出演することが2日、明らかになった。
式当日に婚約者の二股交際が発覚し、結婚が破談した名門華道家・月島もも(石原さとみ)が、商店街の自転車店主・風間直人(峯田和伸)と偶然出会い、まさかの“運命の恋”に落ちていく同作。
芳根が演じるのは、月島流本家の次女で、ももの異母妹・月島ななで、結婚破談で傷ついたももの再起を願って支えるキャラクターだ。しかし、家元の地位をめぐる後継争いに巻き込まれ、華道家としての自尊心や、千葉が演じる新興華道家・宇都宮龍一への恋心が生まれることで、姉・ももを追い詰める存在へと反転していく。
芳根は「石原さんの妹役をやらせてもらえるということで、緊張と喜びが爆発しております。初めてお会いした石原さんは、すごくあたたかくてパワフルな方で、ななとしても私自身としてもご一緒できるのがすごく心強いです。せっかくいただいたこのチャンスにしがみついて、少しでも近くで背中を追いかけていきたいです」とコメント。また今回のななという役柄は、脚本の野島伸司氏が芳根を当て書きしたそうで、「家族の複雑な関係、そして華道の家元の娘という環境の中、真っ直ぐに育った、真っ直ぐに育ってしまったななと、いろんな景色を見ながら成長していきたいと思います」と意気込んだ。
一方の千葉が演じる龍一は、新興流派「宇都宮龍彗会」を率い、華道界を席巻しつつあるクールなイケメン華道家。亜流コンプレックスから月島流の乗っ取りを企て、直人と心を通わせていくももに近づくと同時に、ななの心を動かしていく。
千葉は、石原について「何年ぶりかでご一緒させていただけるのでとても楽しみです。作品ごとに違った印象になられるので尊敬しております。そして、お着物がとってもお似合いになるなと頬を赤らめました」と印象をコメント。「血の通った龍一という人間を精いっぱい演じさせていただきたいと思いますが、武者震い致します」と心境を吐露しながら、「一個人として早く続きが読みたいので、皆さまにも早く次のお話が観たいと思ってもらえるような作品になるよう力を尽くしたいと思います」と抱負を語っている。
他にも、長い病床生活で亡くなった直人の母・風間節子役で十朱幸代、月島家のお抱え運転手・高井雄一役で升毅、日本華道界の名門「月島流」の家元であり、ももとなな姉妹の父・月島市松役で小日向文世、その妻であるももの継母・月島ルリ子役で戸田菜穂が出演する。