LCCのノックスクート(拠点: バンコク)は6月1日、成田=バンコク(ドンムアン)間直行便の運航を開始した。成田空港では就航前にセレモニーが開催された。バンコク発の初便搭乗者は413人(搭乗率99.5%)、成田発の初便搭乗者は380人(搭乗率91.5%)となった。

  • 成田空港では就航前にセレモニーを実施

    成田空港では就航前にセレモニーを実施

デイリー運航となるノックスクートの成田=バンコク線の料金は片道9,800円(税別)から、スクートビズは2万9,800円(税別)から販売している(記載は運賃価格のみで、別途諸条件が適用される)。同路線にはB777-200を導入。座席は、スクートビズが24席、エコノミーが391席の計415席となる。

  • 成田=バンコク線にはB777-200を導入。座席は、スクートビズが24席、エコノミーが391席の計415席となる

    成田=バンコク線にはB777-200を導入。座席は、スクートビズが24席、エコノミーが391席の計415席となる

来日したノックスクート副最高経営責任者ギャン・ミン・トー氏は「本日いよいよノックスクートの成田=バンコク線の運航を開始いたしました。タイ、日本両国の関係当局のみなさまのおかげで就航が実現したことを非常に喜ばしく思います。ノックスクートは、今後もアジアを代表するLCCとして成長していきます」とコメントしている。

また、ノックスクート日本支社長の坪川成樹氏は、「ノックスクートの就航により、バンコクだけでなく、姉妹会社ノックエアのタイ国内線をご利用いただき、タイへのご旅行をさらに楽しんでいただけるようになります。ゆとりある座席の大型機で新しいLCCをご体験ください」とコメントしている。

  • 成田=バンコク線をデイリーで運航(記載時刻は現地時間)

    成田=バンコク線をデイリーで運航(記載時刻は現地時間)

ノックスクートは、シンガポールのLCCのスクートと、タイのLCCのノックエアの合弁航空会社として2014年に設立された。バンコク・ドンムアン国際空港を拠点に、777-200機材を使用し、中長距離の国際線を運航している。現在の就航地は、中国/南京、青島、天津、瀋陽、大連、台湾/台北であり、今回新たに成田が加わった。