JR東日本仙台支社と石巻圏観光推進機構は30日、牡鹿半島へのサイクルトレインを7月29日に運行し、乗車した人を対象としたサイクルイベントを実施すると発表した。
サイクルトレインは「サイクルトレイン牡鹿号」の列車名で仙台駅から運行される。往路は仙台駅7時10分頃発・女川駅9時3分頃着、復路は石巻駅14時56分頃発・仙台駅16時23分頃着を予定している。車内に自転車をそのまま持ち込み、目的地まで乗せることが可能。女川駅では女川町観光協会による笹かまぼこのふるまい、石巻駅では「食彩・感動」いしのまき観光推進協議会による地元スイーツの提供を行う。
「サイクルトレイン牡鹿号」の席はびゅうトラベルサービスによる日帰り旅行商品として発売される。旅行代金は往復運賃とサイクルイベント参加費を合わせて9,800円。申込みはインターネット限定で、募集期間は5月31日14時から6月11日23時59分まで。募集人数は32名。応募多数の場合は抽選となり、結果を6月13日にメールで通知する。
サイクルイベントは「牡鹿半島ぐるっとライドOSHI1(オシイチ)」の名称で、「サイクルトレイン牡鹿号」に乗車した人のみ(最大32名)を対象に開催。女川駅から牡鹿半島を経由して石巻駅に至る全70kmのコースが設定される。コースと制限時間の難易度が高いため、過去に100km前後のロングライドを6~7時間程度で完走した経験がある中~上級サイクリストでなければ参加できないとのこと。