クラブツーリズムはこのほど、新たなオリジナルルートを採用した「お座敷列車で行く特別ルート 夜の貨物線日帰りの旅」を発売した。今回は8月11・18日の18時頃に新宿駅を出発し、旅客列車が通常運行しない貨物線を走行。21時40分頃、品川駅に到着する。

  • JR東日本のお座敷列車「華」

「都会の貨物線の旅」は、旅客列車が通常運行されない貨物線や支線をつないだオリジナルルートを走行するツアーとして、2017年7月に初めて企画され、キャンセル待ちが600名を超えるほどの反響があった。その後、追加設定を重ねて計8回を実施し、1,130名が参加している。日本の優れた鉄道ツアーを審査・表彰する「鉄旅オブザイヤー 2017」のグランプリも獲得した。

今回、貨物線を走行するオリジナルルートを変更し、シリーズでは初めて夜に走行するコースを設定した。東海道線から見える夕焼けや、高島貨物線で通る真っ暗な倉庫街など、夜だからこその車窓を貸切のお座敷列車から楽しめる企画だ。新宿駅を発車した後、新鶴見信号場を経由しながら根府川駅で折り返し(根府川駅での開扉は行わない)、大船駅から根岸線・高島貨物線と新鶴見信号場を経て品川駅に到着する。

  • 「お座敷列車で行く特別ルート 夜の貨物線日帰りの旅」の走行予定路線図

使用する車両は、8月11日がJR東日本のお座敷列車「華」、8月18日がお座敷列車「宴」。貨物線ならではの写真を左右どちらからも存分に撮影することができ、東海道線から根岸線・高島貨物線と、鉄道ファンにとって垂涎のルートもツアーのポイントとなる。オリジナルの夜版特製サボ(行先標)と特製オリジナルタオルのプレゼントも用意されている。旅行代金は大人1人1万8,000円(こどもは3,000円引き)。各日150名限定で募集する。