トヨタ自動車は31日、「ヴィッツ」を一部改良するとともに、特別仕様車「F“Safety Edition II”」「F“Amie(アミー)”」を設定し、全国のネッツ店を通じて販売を開始した。

  • 「HYBRID U」(オプション装着車)

今回の一部改良では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sence」において、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」を採用。また、駐車場などでのアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する先進の安全機能「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」を新たにオプション設定した。

  • 特別仕様車「HYBRID F“Safety Edition II”」

特別仕様車「F“Safety Edition II”」は、「HYBRID F」、「F」をベースに「Toyota Safety Sence」や「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」などを特別装備することで、安全面を強化している。

  • 特別仕様車「F“Amie(アミー)”」(1.3L・2WD、オプション装着車)

特別仕様車「F“Amie(アミー)”」は、「HYBRID F」、「F」をベースに、内装は落ち着いたブラックを基調としている。インストルメントパネル周辺にはカッパー加飾を施し、シックでおしゃれなデザインに。また、スウェード調ファブリックと合成皮革を組み合わせた専用シートを特別装備し、さらなる上質感を演出。

「Toyota Safety Sence」や「スマートエントリーセット」も特別装備し、外板色には特別設定色のダークレッドマイカメタリック、ボルドーマイカメタリック、ダークブルーマイカを含む全6色を設定した。

  • ボルドーマイカメタリック

「Toyota Safety Sence」と「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」装着車は、経済産業省や国土交通省などが普及啓発をしている安全運転サポート車、「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドに相当する。また、今回の一部改良に合わせ、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)においてもベース車と同様の改良を施しているとのこと。

メーカー希望小売価格は、ガソリンモデルの118万1,520円~ハイブリッドモデルの222万6,960円となっている。