フリーアナウンサーの久米宏と小宮悦子が31日、都内ホテルで行われた「第55回ギャラクシー賞」贈賞式(主催:放送批評懇談会)で司会を担当した。
テレビ朝日系『ニュースステーション』でメインキャスター、サブキャスターを務めていた久米と小宮。久米が「2人で並んで進行をするのは20年ぶりでございます」とあいさつすると会場からどよめきが上がり、「おばけが出てきたと思わないようにしていただきたい」と続けると笑いが起こった。
久米はまた、「15時スタートというなんとも中途半端な時間にも関わらず、これだけ大勢の方にご参加いただき、感謝の言葉もございません」と冒頭から笑いを誘い、放送批評懇談会の理事長にあいさつを振る場面でも、「短くしてくださいと頼んでいますのでご安心ください」とユーモアを交えて話した。
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞。今年は、55周年記念賞を脚本家の倉本聰氏、テレビ部門個人賞を俳優の高橋一生、テレビ部門特別賞をお笑いタレントのバカリズムが受賞した。
また、フロンティア賞に元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演したインターネットテレビ局・AbemaTVの生配信特番『72時間ホンネテレビ』、マイベストTV賞に俳優の役所広司が主演を務めた日曜劇場『陸王』(TBS)が輝いた。