meet inは5月31日、働き方改革に関する調査の結果を発表した。調査は5月17日、従業員規模50名以上の企業に勤める20歳~59歳会社員500人を対象にインターネットで行われた。

働き方改革「取り組んでいる」が4割

  • 「あなたの会社は働き方改革に取り組んでいますか」

    「あなたの会社は働き方改革に取り組んでいますか」

勤め先の会社が働き方改革に取り組んでいるかを聞いたところ、「取り組んでいる」が41.0%、「取り組んでいないが検討している」が20.8%、「取り組んでいない」が38.2%となった。

取り組んでいる内容は、「残業時間の削減」(87.8%)、「休暇取得の促進」(61.5%)、「労働時間の短縮」(51.2%)、取り組んでほしい内容では「休暇取得の促進」(42.6%)、「働く環境・場所の改善」(40.6%)、「残業時間の削減」(36.6%)が上位となった。

実際に導入されている制度としては、「育児休暇」(76.6%)、「介護休暇」(51.2%)など休暇に関するものが上位に。「在宅ワーク」(16.1%)や「テレワーク」(11.2%)、「モバイルワーク」(10.2%)の導入は1割程度だった。

  • 「あなたのお勤めの会社で、実際に取り入れている制度をお答えください」

    「あなたのお勤めの会社で、実際に取り入れている制度をお答えください」

テレワーク導入で効率「あがった」が7割

在宅ワーク・テレワーク・モバイルワークが導入されていると回答した人に、働いている場所を聞いたところ、「勤務先のオフィス」(85.1%)が最も多く、「自宅」(46.8%)、「カフェ」(27.7%)、「顧客・取引先のオフィス」(21.3%)、「サテライトオフィス」(17.0%)、「コワーキングスペース」(8.5%)と続いた。

在宅ワーク・テレワーク・モバイルワークのいずれかを導入したことによって、68.1%が仕事の効率が「あがった」と回答。導入前と後では「時間を有効活用できるようになった」(61.7%)、「ストレスが減った」(55.3%)、「仕事に集中できるようになった」(44.7%)などの変化があったという。

  • 「在宅ワーク・テレワーク・モバイルワークのいずれかを導入したことにより、仕事の効率はどのように変化しましたか」

    「在宅ワーク・テレワーク・モバイルワークのいずれかを導入したことにより、仕事の効率はどのように変化しましたか」

非効率なもの「会議・打ち合わせ」が6割

職場で効率が良くないと感じることを聞いたところ、「会議・打ち合わせ」(62.8%)が最も多く、次いで「書類作成」(42.6%)、「勤怠などの社内手続き」(27.2%)、「経費処理」(17.2%)、「電話対応」(13.0%)や「取引先への移動時間」(11.8%)となった。

  • 「あなたの職場で、効率がよくないと感じることをお答えください」

    「あなたの職場で、効率がよくないと感じることをお答えください」

仕事の効率化につながると思うことは、「情報共有のデジタル化」(39.2%)、「業務フローの見直し」(38.6%)、「会議やMTGの回数を減らす」(33.8%)が多く選ばれた。

  • 「仕事の効率化につながると思うことをお選びください」

    「仕事の効率化につながると思うことをお選びください」