カシオ計算機は5月31日、女性向け耐衝撃ウオッチ「BABY-G」の新製品として、NPO法人「アクアプラネット」とのタイアップモデル(BGA-250AP)を発表した。アクアプラネットは、珊瑚礁の再生活動を行っている団体だ。6月8日発売で、税別価格は14,000円。
これまでもカシオは、多くの環境保護団体とコラボレーションしてきており、団体の活動をサポートするプロジェクトは「Love The Sea And The Earth」として、現在も継続中だ。G-SHOCKやBABY-Gでは、「アイサーチ・ジャパン」(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)をサポートする、通称「イルクジ」モデルが有名だろう。
今回のBGA-250APは、上記の通りアクアプラネットとのコラボレーションモデル。美しい海を保護したい、生物を守りたいという思いが込められている。海や珊瑚礁をイメージしたカラーリングは、美しい海を象徴するブルーを基調とした。文字板には、珊瑚の卵をイメージしたサーモンピンク、そして色鮮やかに海に広がる珊瑚をイメージしたカラーをグラデーション。
合わせて、内蔵ブラックライトに反応して発光するネオンイルミネーターを搭載。ブラックライトを点灯すると、文字板の時分針がピンクやグリーンに浮かび上がり、鮮やかな珊瑚礁を表現した。
バンドには、「アクアプラネット」のロゴや「Love The Sea And The Earth」の文字をあしらっている。特別パッケージは、珊瑚の美しい海で、クマノミが元気に泳ぐ様子を描いたものだ。
なお、アクアプラネットは珊瑚の保全や再生を行っているNPO法人で、2018年からは女優の田中律子氏が理事長に就任。2018年1月、カシオの珊瑚畑を沖縄県石垣の海に設けて、3年後の産卵を目指して200本の苗を植えた。