お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが29日、東京・台場のフジテレビで、仙台放送・同局系単発バラエティ番組『終着駅からはじめちゃう?!~満腹ハプニング!サンドが行くローカル線~』(6月3日16:05~17:20)の記者会見に登場。2人そろって健康に不安を抱えながらロケに臨んだことを明かした。
この番組は、サンドウィッチマン、いとうあさこ、鈴木福が、北東北のローカル鉄道の終着駅の先へ旅するもの。サンドウィッチマンは津軽鉄道・津軽中里駅(青森県)へ、いとうと鈴木は由利高原鉄道・矢島駅(秋田県)へ向かう。
富澤は、ゴールデンウィーク中に「精巣上体炎」が発症し、「左金玉(さきんたま)が大きくなっちゃって」と説明。ロケでは伊達が道場で相撲に挑んだが、富澤は「本当は僕もやる予定だったんですけど、ちょっと(金玉が)出てしまうので」と断念したそうだ。道場では子供も相撲に打ち込んでいたそうだが、富澤は「『将来はやっぱり力士になりたいの?』って聞いたら『YouTuber』だった。そこは相撲協会に頑張ってほしいなと思いました」と青森の奥にも都会の波が押し寄せていることを実感したようだ。
富澤の症状は痛みも伴っていたそうだが、伊達は「痛みに耐えてよく頑張ったと思いますよ」と、小泉純一郎元首相の名言で、相方の奮闘を称賛。ちなみにロケでは、100年以上の伝統を誇る「金多豆蔵(きんたまめぞう)」という人形芝居も楽しんできたという。
そんな富澤に対し、「金玉の病気は、バイ菌が入ったらしいんですよ。ということは汚い手で(金玉を)触っていたということになるので、やめてほしいなと思いました」と非難していた伊達だが、自身も「血圧が高くて、強めの降圧剤を飲んでるんです」と、健康面に不安が。富澤は「この前楽屋で、何もないの急に鼻血出てきたので、遺作になる可能性もある」と暴露し、伊達も「僕の終着駅になる可能性もあります」と乗っかっていた。
そして、番組の見どころを聞かれると、伊達は「(東日本大)震災以降、どうしても(東北の)沿岸地域をフィーチャーする番組が多かった中で、山沿いを取り上げる番組が作れるのがうれしかったし、そういう時期にもなってきたのかな」と感慨深げ。一方の富澤は「他局で似たような番組(『帰れマンデー』)をやってるので、間違えて見てもらえたらいいなと思います」とアピールした。