キャンプや鍋が楽しい理由の1つが、友達や家族と火を囲むことではないでしょうか。そうした「コミュニケーションを生みだす人が囲むモノ」という発想から生まれたのが、マインツのIHクックウェアアクセサリー「HOT TRIVET」(ホットトリベット)です。

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)

    38mmの薄さを実現するため、基板の配置など内部の構造を見直しました。「トリベット」は鍋敷きの意味。本体サイズは280×280×38mm、重量約2.5kg(付属品含む)

ホットトリベットは、2018年秋に発売予定のいわゆる卓上IH調理器です。通常、四角い形が多い卓上IH調理器ですが、ホットトリベットは円形です。複数の人が囲むときに、どの方向からでも使いやすいよう意識されています。

操作部もとってもユニーク。業界初のワイヤレス赤外線リモートコントローラーを採用し、電源のオフ、5段階火力の出力調整が可能です。本体一体型のコントローラーだと、コンセント位置の関係などで操作部がゲストのそばになってしまうことがありますよね。すると、ゲストに火加減の調整をお願いすることになり、あまりいいことではありません。

ホットトリベットなら、コントローラーをホストのそばに置けるので安心です。“鍋奉行”の皆さんも、心おきなく仕切れますね。コントローラーは約1.5mの範囲まで操作可能です。

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)

    磨き上げられたステンレス部分には、新潟県燕三条地域の金属加工技術が詰まっています

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)

    火力の調整をするときはリモコンを回し、上から押せば電源オフ。単4電池を2本使います

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)

    安全のため、電源オンは本体のスイッチから行います

火力の出力は150~1200W程度(発表時)までを想定して、最終調整中とのこと。5段階で設定が可能です。チーズフォンデュのような保温料理から、焼き肉のような加熱調理まで、幅広く使えます。切り忘れ防止機能、異常温度上昇防止機能、鍋なし検知機能、小物検知機能といった、安全機能も備えています。

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)

    火力は本体のランプで確認できます

電源プラグは安全性に配慮して、マグネットアダプタを採用。コードは、落ち着いた色合いの布巻コードです。コードの長さは1.8m以上で検討中とのこと

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)

    電源プラグにシリコンカバーがついています

生活感を出さないたたずまい

カラーは2色展開。ホワイト&ウッドのMA-003Wは想定価格3,5000円(税別)、ブラック&ステンレスのMA-004Bは想定価格50,000円(税別)です。ステンレス部分に金属加工の磨きの技術が使われていることから、MA-004Bの方が高めの価格になります。

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)
  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)
  • カラーは2色展開です

「近年、SNSが普及したことでフォトジェニックなテーブルメイキングが流行しています。安心安全で、デザイン的にも魅力的な熱源を考えて今回のホットトリベットが誕生しました」とは、マインツのチーフクリエーター・古川泰之さん。本体を薄くするため、内部の電子回路を見直すといった調整などが難しく、開発にはおよそ2年かかったそうです。

発表会では見ることができませんでしたが、帆布製の収納ケースを同梱します。すっきりとして薄型、生活感を出さないたたずまいは、どんなインテリアにも馴染みそうです。薄くて場所を取らないので、まさに“鍋敷き”感覚で収納できるのもうれしいところ。販売ルートは百貨店中心とのこと、今から発売が楽しみです。

  • マインツ、卓上IH調理器「HOT TRIVET」(ホット トリベット)

    マインツはツインバードの子会社です