JR東日本新潟支社は29日、長岡駅開業120周年に合わせたお祝いイベントを6月16日に開催すると発表した。今年は長岡開府400年の節目の年であり、これに合わせてGV-E400系(量産先行車)の展示も行う。
GV-E400系はディーゼルエンジンと発電機の電力により、モーターで走行する電気式気動車の新型車両。量産先行車として1両編成(GV-E400-1)と2両固定編成(GV-E401-1・GV-E402-1)の計3両が製造され、現在は新潟地区で性能評価や技術検証を行っている。既存のキハ40系列の置換えを目的に、新潟地区では2019年度までに量産車を投入する予定だ。
長岡駅開業120周年お祝いイベントは6月16日の10時30分から12時30分まで開催し、GV-E400系の展示は11時頃から12時20分頃まで行う。ホームのない線路上で3両編成で展示され、来場者は3番線ホームまたは4番線ホームから車両を見学する。
改札内でのイベント開催となるため、入場券または有効な乗車券類で入場する必要があり、「線路内への立ち入りなど危険な行為は固くお断りいたします」「写真撮影の際は場所の譲り合いなど、周囲のお客さまへのご配慮をお願いいたします」「当日の混雑状況等により、駅構内への入場や三脚・脚立を使用した撮影を制限することがあります」と新潟支社。都合により、実施できない場合や実施内容を変更する場合もある。
長岡駅で6月16日に開催されるイベントでは、「越乃Shu*Kura」車両を使用し、上越妙高~新潟間で運行されるリゾート列車「柳都Shu*Kura」の長岡駅停車(11時33~51分)に合わせて出迎え・見送りを行い、開府400年を記念した日本酒のふるまいも。ミニスタンプラリーや長岡駅120周年・長岡開府400年のコラボ装飾も予定されている。