JR九州は6月1日から、在来線のすべての乗務員にスマートデバイスを導入する。車掌にはスマートフォン(iPhone 8 Plus)、運転士にはタブレット(iPad mini 4)を持たせ、サービス向上などに役立てる。

  • JR九州が在来線の全乗務員にスマートデバイスを導入

スマートデバイスを導入することで、乗換えに関する問い合わせへの対応の迅速化や、翻訳アプリの活用による訪日外国人への対応力の向上、 筆談アプリの活用による聴覚障害者への案内の向上など、利用者に向けたサービスの向上が図られる。

規程・マニュアルなどの各種資料の電子化や防災情報の取得によって災害などへの対応力も強化され、安全性が向上。異常発生時には写真などで乗務員と指令とで情報共有が容易になり、運転再開の迅速化につながるという。