奈良交通は28日、奈良県初の乗合バスが松山(大宇陀)・桜井間で走り始めてから昨年5月25日で100周年を迎えたことを記念し、制作された奈良県バス100周年の歴史をたどる記念映像のDVDについて、奈良県内の公立図書館・公民館図書館および国会国立図書館に謹呈するとともに、希望する公共団体、学校、その他の公的施設等に計50本を謹呈すると発表し、その募集を開始した。

  • 1917年(大正6年)のT型フォード

  • 記念映像DVDのジャケット

この記録映像は、より多くの人がバスに親しむとともにバス事業への理解を深めてもらうため、記念イベントや奈良交通のサイトで放映してきたものだという。

今回、奈良県バス100年の記録を公的な施設に保存してもらうことで、大正・昭和・平成の時代とともに歩んで来た県内バス交通の変遷を広く後世にも継承していくため、記念映像のDVD『タイムトラベル 奈良県バス100年の旅』(約14分間)を100周年にちなみ100本制作。うち50本を奈良県立図書情報館をはじめとする奈良県内の公立図書館・公民館図書館および国会国立図書館に謹呈した。

今回の募集では、公共団体、学校、その他の公的施設等を対象とし、抽選で50カ所に残りの50本を謹呈する。応募は奈良交通サイト内の100周年記念映像DVD応募ページ投稿フォームとはがきにて受け付ける。申込み締切は6月30日。応募多数の場合は抽選となる。