アンカー・ジャパンは5月29日、ビール缶サイズのモバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule」を発表した。Android 7.1を搭載しており、スマートフォンやパソコンを使うことなくYouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオなどの動画がプロジェクター単体で投影できる。
価格はオープンで、実売価格は税込39,800円前後。5月29日から販売中で、Amazon.co.jpや一部の家電量販店で取り扱う。
クラウドファンディングの「Indiegogo」で1億4,000万円以上の支援金を集めた製品。本体は、350mlサイズの飲料缶と同等のコンパクトサイズで、立てた状態で使えるので設置スペースが最小限で済む。OSはAndroid 7.1を採用しており、Wi-Fi経由でインターネットに接続すればYouTubeやNetflixなどのインターネット動画が単体で投影できる(Google Play経由でのアプリ導入はできない)。
プロジェクターはDLP方式で、輝度は100ルーメン、解像度は854×480ドット。ランプの寿命は約30,000時間。スクリーンから3m離れると、約100インチのサイズに投影できる。全方位に音が伝わる360度スピーカーを内蔵しており、部屋のどこに置いてもサウンドが楽しめるようにした。プロジェクター機能を使わず、Bluetoothスピーカーとして利用することも可能。
本体にはバッテリーを搭載しており、電源がない場所でも使える。駆動時間はWi-Fi経由での動画再生時は約3時間、ローカルファイルの動画再生時は約4時間、Bluetoothスピーカーとして利用した場合は約30時間。バッテリーの充電時間は約2.5時間。
インターフェースはWi-Fi、HDMI、Bluetooth、microUSB。本体サイズはW68×H120×D68mm、重さは約470g。