ワコムは22日、「Wacom Cintiq Pro 13」および「Wacom Cintiq Pro 16」に、新しい変換アダプタ「Wacom Link Plus」同梱モデルを販売開始した。Wacom Link Plus同梱モデルの型番と価格は、「Wacom Cintiq Pro 13」がDTH-1320/AK0で、直販価格は138,240円。「Wacom Cintiq Pro 16」はDTH-1620/AK0で、直販価格は181,440円(いずれも税込)。
Wacom Cintiq Pro 13およびWacom Cintiq Pro 16は、WindowsやMac OSなどと接続して動作する液晶ペンタブレット。Wacom Cintiq Pro 13は1,920×1,080ドットのフルHD解像度、Wacom Cintiq Pro 16では3,840×2,160ドットの15.6型4K液晶を採用している。
しかしながら、従来同梱していた変換アダプタ「Wacom Link」は、経由した際の最大表示解像度が2K(2,560×1,440ドット)のサポートとなっており、4K解像度での表示は、DisplayPort出力に対応したUSB Type-C搭載PC(MacBook Pro Late 2016)など、ごく一部の環境でみで可能だった。
新たに同梱する「Wacom Link Plus」では、Mini DisplayPort接続による4K表示が可能となった。また、新たにHDMIケーブルの(Wacom Link Plusへの)直接接続が可能になり、HDMI接続による2K(2,560×1,440ドット)表示も可能となる。本体に変更はなく、同梱の変換アダプタ「Wacom Link」が「Wacom Link Plus」となった点が従来モデルとの違いだ。なお、「Wacom Link Plus」は単体でもオプション販売が予定されている。