昨年第1子を出産した女優の相武紗季が、嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場『ブラックペアン』(毎週日曜21:00~)の6月3日放送の第7話で、出産後ドラマ初出演を果たすことが25日、わかった。日曜劇場への出演は『華麗なる一族』以来11年ぶりとなる。
本格的女優復帰となる相武が演じるのは、東城大付属病院の入院患者・山本祥子。加藤綾子演じる木下香織の元同僚看護師だ。
相武は「ドラマの撮影は1年近く空いていたので、ドラマ特有の撮影の勢いに圧倒され、ついていくのに一生懸命でしたが、(以前お世話になった)プロデューサーさんや演者さんも共演した方が多かったので、身を委ねる気持ちで現場にはスムーズに入っていけました」と久しぶりのドラマ撮影の感想を語り、「加藤(綾子)さん演じる香織の過去が少し明らかになる話なので、香織さんの感情の変化を楽しんで見て頂けたら幸いです」と呼びかける。
相武が演じる祥子は、「国を挙げての一大プロジェクトとして“国産ダーウィン”である手術支援ロボット『カエサル』を推奨する厚労省の富沢(福澤朗)が、絶対に成功する手術を積極的に行うために佐伯(内野聖陽)に勧めた、手術の難度が低い症例の患者。佐伯は、祥子の症例なら誰が手術をしても失敗することはないと考え、東城大の手柄にすべく執刀医に黒崎(橋本さとし)を指名し、治験コーディネーターの木下(加藤綾子)を呼び出す。
黒崎と木下は治験の説明のため祥子(相武紗季)の病室を訪れるが、祥子と香織はお互いの顔を見て絶句。そして祥子は治験コーディネーターの担当変更を申し出る。祥子は隣の市の病院に勤務する現役の看護師主任で、香織が以前看護師として祥子と共に働いていたことを世良(竹内涼真)、高階(小泉孝太郎)、美和(葵わかな)は知ることとなる。香織が何故看護師を辞め、治験コーディネーターとして働くこととなったのか、そして黒崎が執刀する手術は無事成功するのか・・・。
さらに同じく第7話に、帝華大の医局員・武田秀文役で、「キングオブコント2014」で優勝したお笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍の出演も決定した。
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