日夜忙しいビジネスマンの力の源は、食事。そして日本の食事の主役といえば、美味しいごはん。近年「コメ離れ」が叫ばれているとはいえ、やっぱり美味しいごはんが食べたい! そこで今回は、「銀座米料亭 八代目儀兵衛」(東京都中央区)で行われた試食会で『富士山の天然水で炊き上げた銀シャリ』を賞味してきた。さらに、五ツ星お米マイスターに美味しいお米の炊き方も聞いてきたぞ!

  • この日提供された「薫 No.1 新潟県佐渡島産ゆめごごち」と「薫 No.2 長野県飯山市産こしひかり」

富士山の天然水で米を炊くと、なぜウマい?

この日行われたのは、5月25日~6月5日までの期間限定で「銀座米料亭 八代目儀兵衛」にて開催する、富士山の天然水で炊き上げた銀シャリを提供する「薫亭」の限定メニュー試食会。宅配水サービス「FRECIOUS(フレシャス)」と、美味しいお米を中心としたこだわりの料理で大人気の銀座米料亭 八代目儀兵衛によるコラボ・イベントだ。

今回提供されるお米「薫」は、炊飯時に富士山の天然水「フレシャス」を用いることで素材本来の甘みや薫りを際立たせるとして、五ツ星お米マイスターによる厳しい食味官能検査を経て商品化されたものなんだとか。

まず、株式会社八代目儀兵衛の代表・橋本隆志さんが挨拶。五ツ星お米マイスターでもある橋本代表は、「お米だけではなく、お米と水を合わせることで本当に美味しいごはんになる」ということを一般の人にもより広く知ってもらいたいという気持ちから、フレシャスと共にこのコラボ・イベントを企画したとのこと。

続いて、アクアアドバイザーが登壇して富士山の天然水「フレシャス」でなぜ美味しいお米が炊けるのか、その理由を説明してくれた。それによると、富士吉田市の標高約1,000m地点、地下273mまで井戸を掘って採水されている富士山の天然水「フレシャス」は、コンビニなどで買える国産の天然水の硬度が40ほどあるのに対し、硬度21という低さの軟水で、まろやかさや柔らかさがあるため、お米が炊きあがったときの食感や味につながっているようだ。なんだかおいしいお米への期待度が高まってきたぞ!

噛むたびに幸せをくれるお米

早速、「薫亭」の限定メニュー「フレシャスの富士山贅沢御膳」(税込1,980円)を食してみた。御膳が来る前に、料理長が炊き上がったばかりのお釜を持ってきてくれたのだが、蓋を開けるとフワ~っとお米の良い香りがあたりに広がり、テーブル付近のメディア関係者からは一様に「うわあ~!」と感嘆の声が上がった。もちろん、筆者もその1人。

  • 「フレシャスの富士山贅沢御膳」(税込1,980円)

限定メニューには、お米マイスターが厳選した2種類の米が使われている。まず最初に食べたお米は「薫 No.2 長野県飯山市産こしひかり」。うん、これは美味しい! ツヤツヤな見た目も美しく、甘味とコクを感じるからおかずがなくてもいけるくらいだ。1粒1粒に弾力のある立体的な食感が、噛むごとに体中に幸せを運んでくる。お米とお水にこだわると、ごはんってこんなに美味しくなるんだ!?

  • 蓋を開けたとたんに立ち昇る香りからしてすでに違う

  • つやつやのお米があればもう何もいらない!と思えるほどのクオリティ

おかずの方は、「甲州地鶏の出汁から作った茶碗蒸し」や「山梨の名産「わかさぎ」の天ぷら」「富士湧水サーモンの山椒焼き」など、山梨県のい特産物を活かした、一つひとつ丁寧で上品なもの。富士吉田で作られた昔ながらの田舎味噌「丸甲の味福」を使ったお味噌汁をはじめ、料理に使う水はすべて富士山の天然水「フレシャス」が使われているという徹底したこだわりも。

  • お米が美味しいから一つひとつの料理も生きてくる

  • 山梨の名産「わかさぎ」の天ぷらは、塩でも天つゆでも美味しい

ごはんが美味しいしおかずも凝っているから、あっという間にごはんがお茶碗からなくなっちゃったよ。すると、「おかわり、いかがですか?」と料理長。そう、限定メニューのごはんは、お替り自由。しかも何杯でもいいっていうのだから、太っ腹! お言葉に甘えて、もう一方の「薫 No.1 新潟県佐渡島産ゆめごごち」でお替りを頼むと、今度は大きなおこげが乗ってきた!

  • お釜の底からこんなに綺麗におこげが!

おこげってなんでこんなにテンションが上がるのだろうか。「お塩をかけて食べてみてください」とのオススメで、ごま塩をかけてみた。パリパリっとしたおこげとお米のモチモチ感、甘みがごま塩のほどよいしょっぱさと絡みあって幸福感絶頂に。やっぱり日本人ならお米ですよ、うんうん。「薫 No.1」は「薫 No.2」よりもしっとりした感じで、なめらかな食感。シンプルなおかずにもとても合いそうで、筆者の好みはこちらの方だった。

  • パリパリ、モチモチのおこげにごま塩をかけて召し上がれ

自宅で美味しいご飯を炊く方法

こんなに美味しいごはんが自宅でも食べられたらいいなあ。というわけで「極上の銀シャリ」を炊き上げるコツをレクチャーしてもらった。

①お米はキッチンスケールを使って正しく計量する。1合あたりの重さは150g。
②お米を洗う。ポイントは、さっとかき混ぜてすぐに捨てること。汚れた水をお米が吸い込んでしまう前に手早く。
③お米を研ぐ。「お米を優しく握っては離す」を40秒ほど繰り返し行う。研ぎ終えたら水を注ぎ軽くかき混ぜて捨てる。手早く3回行い、ザルで水を切る。ラップをして約10分間『お米を休ませる』。
④1合あたり195ccの水にお米を浸す。夏は30分、冬は60分程度が目安。水は冷たい方が良いのだとか。ここで富士山の天然水「フレシャス」を使うとふっくらツヤツヤの炊きあがりになるからオススメ。
⑤炊き上がったら、すぐにほぐす。しゃもじで十字に切り、空気を含ませながら釜の縁をぐるりと一周。さらに底から上に、内へとほぐして余分な蒸気を飛ばす。
⑥余ったごはんは熱いうちにラップして冷凍するのがオススメ。炊飯器での保温はできるだけ短めに。

家でゆっくり美味しいごはんを食べたい、というビジネスマンのみなさんは是非参考にしてほしい。まずは、5月25日~6月5日までの期間限定で「銀座米料亭 八代目儀兵衛」にて開催される「薫亭」で、極上の銀シャリを堪能してほしい。

●information
「銀座米料亭 八代目儀兵衛(期間限定「薫亭」)」 東京都中央区銀座5-4-15 エフローレ銀座1階
開催期間:2018年5月25日(金)~6月5日(火)
営業時間:11:00~14:30(L.O.)ランチタイムのみ
※夜は通常営業 18:00~20:30(L.O.)
電話:03-6280-6383