デルは5月25日(中国時間)、15.6型プレミアムノートPC「XPS 15」の新モデル(XPS 15 9570)を日本市場向けに発売した。エントリーモデルの価格は税別144,980円。
XPS 15はXPSシリーズのノートPCで最も大きなディスプレイを備える。デルがInfinity Edgeと呼ぶ狭ベゼル仕様により、一般的な15.6型モデルよりも一回り小さい本体サイズを実現する。新モデルでも従来モデルと同様の筐体サイズとなっている。
一方で内部的な仕様は刷新。CPUは第8世代Coreを採用し、上位モデルでは6コア/12スレッドのIntel Core i7-8750Hを搭載することで、マルチタスク時のパフォーマンスが向上。また、グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1050 Tiの搭載も可能だ。
ディスプレイの解像度は従来通り、フルHD(1,920×1,080ドット)とタッチ対応の4K(3,840×2,160ドット)の2種類だが、HDRに対応し、輝度も350nitから400nitに引き上げられ、デルの「CinemaColor」をサポートする。
なお、従来モデルでは8GBメモリ/256GB SSD/フルHDディスプレイ搭載モデルと16GBメモリ/512GB SSD/4Kディスプレイ搭載モデルの2種類をラインナップしていが、XPS 15 9570は仕様の異なる4モデルをそろえ、よりニーズに合わせて製品を選択しやすくなった。
エントリーとなる「New XPS 15プレミアム」の仕様は、CPUがIntel Core i5-8300H(4コア/8スレッド)、メモリが8GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 10 Home 64bitで価格は税別144,980円。
「New XPS 15プラチナ」は、CPUをIntel Core i7-8750H(6コア/12スレッド)、ストレージを256GB PCIe SSD、グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 1050Ti 4GBに強化し、価格は税別194,980円。
「New XPS 15プラチナ・4Kタッチパネル」は、CPUをIntel Core i7-8750H(6コア/12スレッド)、メモリを16GB、ストレージを512GB PCIe SSD、グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 1050Ti 4GB、ディスプレイをタッチ対応4K(3,840×2,160ドット)に強化し、価格は税別249,980円。
最上位の「New XPS 15プラチナハイエンド・4Kタッチパネル・1TB SSD」は、CPUをIntel Core i7-8750H(6コア/12スレッド)、メモリを32GB、ストレージを1TB PCIe SSD、グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 1050Ti 4GB、ディスプレイをタッチ対応4K(3,840×2,160ドット)に強化し、価格は税別314,980円。
通信機能やインタフェースは共通で、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth、Thunderbolt 3×1(USB 3.1 Gen2/DisplayPort 1.2出力)、USB 3.1 Gen 1(PowerShare対応)×2、HDMI 2.0×1、SDカードスロット、ヘッドセットジャック。
本体サイズはW357×D235×H17mm、重量は最大で2kg。