ビー・エム・ダブリューは24日、高性能スポーツカー「M4」のオープンモデル「M4カブリオレ」のBMW日本法人設立以来初となる受注を、BMW正規ディーラーにて開始した。同時に初代「M3カブリオレ」世界発売30周年記念限定車も発売する。
「M4カブリオレ」は、サーキットでの最高の運動性能と日常走行における高い実用性を併せ持つ「M4」のオープンモデル。「M3」「M4」のラインアップの中でもエンジン出力や走行性能を高めた「コンペティション」モデルをベースに、爽快なオープン・エア・ドライビングを愉しめる究極の一台とした。
ルーフには、3分割式のリトラクタブル・ハードトップを採用し、ルーフを開けている時はボディ後端までフラットに伸びるエレガントなシルエットを、ルーフを閉じた状態ではBピラーのないクーペ特有のダイナミックなルーフラインを実現した。走行速度が約18km/h以下であれば、20秒以内にハードトップを全開もしくは全閉にすることができる。
「M4カブリオレ」の欧州における初代モデル発売30周年(当時のモデル名は「M3カブリオレ」)を記念した世界限定車「M4カブリオレ30 Jahre(ドライシッヒ・ヤーレ)」も同時に販売される。専用ボディカラーとフルレザー・メリノ・インテリア、カーボンファイバー・インテリア・トリム、20インチ鍛造アルミホイールなどを採用する。
価格は「M4カブリオレ」が1,380万円で、納車は秋以降を予定。限定車の「M4カブリオレ30 Jahre」は1,483万円(どちらも税込)で、世界限定数300台、日本では10台の限定販売となる。