WEB事業や人材事業などを行うDYM(ディーワイエム)はこのほど、都内で開催した新卒紹介イベントに参加した就職活動中の男女学生へ「SNS に関するアンケート」を実施した。3月3日〜4月22日の期間に1,143名のアンケートを集計。また同条件で「上司にしたい著名人」についても質問をして408名の有効回答を得た。
就職活動中にSNSを利用することは一般的になってきており、採用する側の企業も情報の発信や収集にSNSを利用している。そのような中で、就活生はSNS上で企業の目を気にしているのかどうかを質問した。
就活生に「就活に不利と思われる投稿を削除したことがありますか?」と質問したところ、「ある」と回答したのは全体の約2%で、「企業の採用担当者に見られたくない投稿はありますか?」という質問に「ある」と回答したのは約1割にも満たなかった。
「見られたくない投稿がある」と回答した就活生に、具体的な内容を聞いてみたところ、34%が友達との飲み会の様子や内輪ネタ、副業に関することなどの「日常生活」と回答し、 33%がファン活動や創作活動などの「趣味」、他社就活の進捗状況や説明会の感想など「就活に関すること」は16%だった。その他、「ネガティブ発言」が 8%、「SNSは何も見られたくない」が9%という結果からみると、見られたくない理由は、就活への影響よりも私生活を覗かれたくないということのようだ。
就活生年代に、上司にしたい著名人を男女それぞれ質問したところ、男性は1位明石家さんまさん、2位松岡修造さん、3位内村光良さんという結果だった。1位から4位までは20から40票代であまり差はなかったが、女性の1位天海祐希さんは107票と回答者の約25%以上の票が集まり、2位の石原さとみさんの43票に大差をつける結果になった。上司にしたい著名人に名前があがったのは男性が33名、女性が23名で、男性の方が10名多かった。