そろそろ近付いてきた梅雨の季節。ちょっと憂鬱な気分になってる人もいるのでは? そんなときには、会社のみんなで変わった店に行って思う存分飲み食いしながらストレスを発散しよう。今回は、「監獄レストラン ザ・ロックアップ 新宿店」(東京都新宿区)で思いっきり大騒ぎしてきた!

  • 素敵な個室もあり。素敵、ですよねたぶん

「監獄レストラン ザ・ロックアップ」(以下・ロックアップ)は、全国で5店舗を展開している「監獄」がテーマのエンターテイメントレストラン。今回お邪魔した新宿店は、靖国通り沿いのドンキホーテ隣にあるビルの6Fと7Fにある(入口は7F)。入れ替わりの激しい歌舞伎町界隈の飲食店の中にあって、20年近く営業を続けている老舗なのだ。老舗の監獄ってなんかすごいな……。ちょっと怖いけど早速行ってみよう。

お店に入ると、強制連行

ビルの7Fの入り口に到着すると、早くもただならぬ雰囲気が。前にいるお客さんを見ていたら、ミニスカポリス風な女性店員さんに手錠をかけられて連行されていった。なんだここは。しかし筆者は気楽なフリーランスの身。何者にも拘束されたくない。ということで代わりにPR会社の女性社員Mさんに手錠をかけて逮捕してもらった。わがまま言ってすいません!

  • 筆者の身代わりとなって連行されたM女史。その後彼女を見た者はいないという(嘘)

そして監獄へと連行される我ら。監獄の奥に生首やガイコツがあったりムカデが這ってたり(本物じゃないのでご安心を)する。本当にこんなところで食事できるのだろうか?

  • 部屋に入ったらいきなりこんな光景が。ここで飯を食えっていうのか

「ロックの日」にちなんだ限定メニュー!

ところで、じつは今回取材に伺ったのは、6月9日の「ロックの日」にちなんで5月7日~6月30日に各店舗で開催されるイベント「LOCK FES」について。6月9日は『ロックアップの日』として「日本記念日協会」に認定されているとのことで、毎年色んな企画を実施していたそうだが、今年はLOCKとROCK繋がりで、音楽を愛する人たちに向けての応援キャンペーンとして、お店を訪れる音楽好きな人たちとのコラボを行っている。

このキャンペーンでは、ロックアップのイベント内容の告知とお客さん自身の音楽活動(ライヴ告知や音源リリース情報等)をツイートすると、それをロックアップがリツイート。さらにロックアップのオフィシャル・ウェブサイトやまとめサイトに掲載するというもの。ロックアップのオフィシャル・ウェブサイトは月間合計閲覧数約10万人いるから、自分の音楽活動を広げるチャンスというわけだ。最近はYouTuberを目指している『YouTuberの卵』的な人も多いらしく、お店のイベントを通してそんな人たちの活動を応援しようというものなのだとか。

そして、キャンペーンの目玉となるのがLOCK FES限定メニューの「ボルケーノローストビーフ」。こちらのメニューは、CDやライヴのチラシを持ってきたり、動画を見せるなどして自身が音楽をやっていたり何かしら音楽に携わっていることが証明できた場合に、通常価格2,969円のところを特別価格1,969円(共に税別)で食べることができる。音楽やっててよかった! さらに、SNSのフォロワーが1,000人以上いて、イベントの指定告知を事前投稿した場合には通常300gのローストビーフが「頂天の69盛りバージョン」として690gで提供されるとのこと。しかも値段は特別価格1,969円(税別)のままという大サービスだ。

  • ボルケーノローストビーフは4人くらいで食べてちょうど良いくらいのボリューム

では、実際どんなメニューなのか注文してみると……。ド~ンとそびえたつ肉の火山! しかも火口から煙をモクモクと上げているではないか。これはSNS映えするなあ。それにしても、どれだけ肉を使ってるんだろう、コレ。300gってこんなに多いっけ。試しに1枚つまんでみると、デ、デケエ。ずしりと箸にのしかかる重量級の肉。一気に口に入れると喋れないほどの大きさだ。こんなに大きなローストビーフ、なかなか食べられないはず。

  • 暗闇の中でたたずむボルケーノローストビーフ

  • いったい何枚の肉が折り重なっているのかわからないほどの肉火山

しかも肉厚に切られており噛み応えも満点。旨味がギュッと凝縮されており、噛むごとにジワジワと味わいが増してくる。ボリュームがすごいから、どう考えても会社の同僚3人は連れ来ないといけない。

  • とにかく1枚の肉が大きくて厚みがある

ちなみに、6月1日(金)から6月10日(日)までは、各店先着69名様に「ボルケーノローストビーフ」がプレゼントされるんだとか! こちらは要予約となっているので急いで予約した方がよさそうだ。