俳優の寺島進が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『再捜査刑事・片岡悠介』の第11弾が、27日(21:00~22:52)に放送。寺島が今作の撮影秘話を明かした。
最新作は、“再捜査の鬼”片岡悠介(寺島)が12年前、天才バレエ少女を襲い、親友の母を殺した殺人犯の正体を追うというストーリー。さらに、吉田羊演じる科捜研研究員・一二三祐希と悠介の関係に大きな動きが起こる。
寺島はシリーズが支持されてきた理由に共演者を挙げ、「キャストがみんな、明るくていいよね。レギュラー陣のあめくみちこさん、原沙知絵さん、金子貴俊くん。吉田羊さん、そして母親役の吉行和子さん…。素晴らしいキャスティングに、片岡悠介は支えられてきたなと思っています。特に毎回、金子くんの説明ゼリフの長さには助かっているよ!」と語る。寺島は「キャストの方に支えられていることを痛感しているので、毎回、オレ主催で"お疲れ様会"をやってるんだよ」という。
また同シリーズは寺島にとって、初となる2時間ドラマの主演であり、「“座長”としての責任感をすごく感じたことを覚えていますね。ぜんぶ背負わなければならないから、けっこう座長って大変だな、と痛感しました」と振り返る。
そして今回、吉田演じる科捜研研究員・一二三との関係に大きな動きがあるとのこと。吉田を「反射神経のいい女優さん。科捜研のシーンは1カットで"長回し"が多いんだけど、羊さんとだから面白おかしくできるんだよね」と分析し、「今回の微妙なシーンも、"任せたぞ"という気持ちで臨みました。アドリブを入れて楽しくやりましたから、見てのお楽しみ! しかし、一二三はずーっと俺に"気"があったんだろうねぇ(笑)」と明かした。
最後に寺島は「『再捜査刑事・片岡悠介』は、素晴らしい個性の集まり。それぞれのキャラクターが映えているので全編、集中して見ていただきたいですね。監督の演出でわかりやすく丁寧に過去の事件の謎をひも解いていくので、みなさんに楽しんでいただけると思います!」と見どころを語った。