国立新美術館と集英社は8月24日~10月1日、「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」を、国立新美術館(東京都港区)の企画展示室2Eで開催する。時間は10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)。休館日は毎週火曜日。
『ジョジョの奇妙な冒険』は、「週刊少年ジャンプ」1987年1・2合併号から連載開始した荒木飛呂彦氏の代表作。ジョースター家の血縁と因縁を描いた作品で、第1部~第8部まで部ごとに主人公が代替わりしていくという独特の手法と世界観で、多くのファンに支持されている。
同展は、『ジョジョの奇妙な冒険』誕生30周年の集大成として行われるもの。豊富な肉筆原画、初公開を含む原画をはじめ、同展でしか見ることのできない多彩な展示物を公開する。
作品誕生から30年の歩みを体感できる「ジョジョクロニクル」のコーナーでは、主人公や舞台を変えながら、脈々と受け継がれる歴代ジョジョ達の"運命の物語"を振り返ることができる。
「宿命の星 因縁の血」コーナーは、豊富なカラー原画とともに、宿命と因縁を背負いながら生きる主人公とライバルの信念を感じさせる言葉やシーンを対比させる内容となっている。
「スタンド使いはひかれ合う」コーナーでは、"奇妙な冒険"をさらに引き立たせる、個性豊かなスタンドとキャラクターが集結。「JOJO's Design」コーナーには、印象的なポージング、ファッション、色使い、構図 などを用いたカラー原画を展示する。
「ハイ・ヴォルテージ」コーナーでは、第7部までの主人公とそのライバルたちの"最高潮のバトルシーン"を一挙展示する。また、『ジョジョ』の斬新な発想や手法、印象的なポージングはいかにして生み出されるのかを考察する「ジョジョリロン」コーナーも設ける。
彫刻、ファッション、映像の第一線で活躍するアーティストとコラボレーションした作品も展示。コラボレートには、美術家・彫刻家の小谷元彦氏、デザイナーの森永 邦彦氏、ビジュアルデザインスタジオのWOWが参加している。
展覧会オリジナルグッズも多数販売予定。「『ジョジョの奇妙な冒険』根付ストラップ」(1,000円)、「『ジョジョの奇妙な冒険 Part8ジョジョリオン』ワールドコレクタブルフィギュア」(5,000円)、「『ジョジョの奇妙な冒険 Part7スティール・ボール・ラン』名刺入れ」(2,300円)などを用意する。
チケットは完全日時指定制で販売。先行予約券(一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円)と、「JOJO's Sketch Stickers(専用ケース付)」が付いたグッズ付先行予約券(6,500円)は6月23日の10:00から販売する。売り切れ次第販売終了。
いち早く観覧できるプレビューデイ(8月22日、23日)も設けており、プレビューデイ券は、6月1日からローソンチケット HP にて抽選販売の受付を開始する。プレビューデイのみ、会場にて来場記念品をプレゼントする。
会期中に販売される指定日時のみ有効な入場予約チケット「予約券」(一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円)は、8月24日の0:00から販売。売れ切れ次第販売終了。なお該当日に余裕がある場合には当日購入可能。
※価格はすべて税込
(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社