漫画家・弘兼憲史による『島耕作』シリーズの主人公・島耕作が24日、TOKIOの長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開)に、コメントを寄せた。

  • 左から島耕作、空飛ぶタイヤ

    左から島耕作、空飛ぶタイヤ

同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。

今回コメントを寄せた島は、漫画家・弘兼憲史により1983年にコミック誌『週刊モーニング』(講談社)にて開始されたサラリーマン漫画の主人公。電機メーカーの「課長」から始まり、現在は「代表取締役会長」に就任している。

そんな島が赤松社長にエールを送ったのは、兼ねてから池井戸作品に親しんでいたという漫画家・弘兼憲史が同作をいち早く鑑賞し、共感したためだという。弘兼は「社長としての気骨を感じる、いい演技」と赤松社長に扮する長瀬を改めて絶賛した。

さらに、闘う男たちの姿を描いた同作にちなんで、「生存競争はつらいよ 闘う戦士たちへ」川柳コンテストを開催。「“しんどいね 生きていくのは”と思った瞬間」をテーマに川柳を募集し、応募した人の中から優秀作品者を、6月12日に実施するイベントに招待する。当日は最優秀賞を発表、プレゼントを贈呈する予定だという。

島耕作 コメント

トップに立つ者は部下からそっぽを向かれたら終わりです。
その気骨と情熱で得た信頼を失わないよう頑張ってほしい。
応援しています!

テコットホールディング 代表取締役会長 島耕作

※映画『空飛ぶタイヤ』特集はこちら!