フィッツプラスが運営する「ダイエットプラス」はこのほど、「管理栄養士の仕事時のランチのとり方」に関するアンケート結果を明らかにした。同調査は2月15日~26日、管理栄養士101人を対象にインターネットで実施したもの。
ランチで栄養バランスは意識しているか尋ねたところ、94.1%が「意識している」と回答した。
ランチで食べる量について尋ねると、「腹八分目くらい」(71.3%)が最も多かった。「腹十分目くらい」「腹五分目くらい」は各10.9%となっている。
ランチで不足しがちな栄養素について聞くと、1位は「ビタミン類」(24.5%)、2位が「タンパク質」(14.4%)、3位が「ミネラル類」(13.7%)だった。
不足していると思う理由について聞くと、ビタミン類は「弁当だと加熱により損失している」「弁当の大きさが決まっているため必要量を入れられない」といった回答があった。
タンパク質は「おにぎりやサンドイッチなど手軽に片手でとれるのは大抵糖質が多い」、そしてミネラル類は「食事のメインになりにくい」「外食では十分な量を提供しているお店が限られる」などだった。
ランチでよく食べる必須食材について尋ねたところ、「パン類や麺類より腹持ちがよい」などの理由で「米」(16.1%)が1位となった。2位は食物繊維やビタミンを補給できる「野菜全般」(12.0%)、3位はプロテインスコアが高く、お弁当のおかずに入れやすい「卵」(10.2%)がランクインした。
仕事でランチをとるときはどの方法が一番多いか尋ねると、39.6%が「手作りお弁当」と回答した。次いで「自宅で調理」(28.7%)、「中食(コンビニなどで購入し、オフィスなどで食べる)」(17.8%)となっている。
栄養バランスをとるために実践しているコツを自由回答で聞くと、手作り弁当では「野菜は加熱してカサをへらす」「スープも持参し、野菜、水分確保」といった工夫の声が寄せられた。
自宅で調理する場合は、「単品ものでもしっかり野菜を入れる」「野菜とたんぱく質が摂られる作り置きおかずを常備」、中食では「野菜ジュースを飲む」「気軽に摂れるたんぱく質としてコンビニでゆで卵を購入する」などのコメントがあった。