JR北海道は21日、特急「スーパーとかち」の列車名称統一から10年目を迎えることに先立ち、現在設定中の「えきねっとトクだ値」(乗車券付き)に加え、札幌・新札幌・南千歳~帯広間においてインターネット予約・期間限定で55%割引となる「お先にトクだ値」(乗車券つき)を発売すると発表した。
同列車は1990年9月に特急「とかち」として札幌~帯広間で運行開始し、2009年10月に列車名称を「スーパーとかち」に統一している。今年10月で列車名称統一から10年目を迎えることを受け、「日頃の感謝とこの先もみなさまにスーパーとかちをご利用いただきたい」(JR北海道)との思いを込め、「お先にトクだ値」が発売されることになった。
「スーパーとかち」全列車を対象とし、回数券や往復券のようにまとめて買う必要がなく、片道からの利用も可能。インターネット申込み限定であり、列車・区間・座席数限定商品(乗車券+指定席特急券)となっている。大人1名、片道利用での発売額は、札幌・新札幌~帯広間で3,240円、南千歳~帯広間で2,650円。いずれも通常料金の55%割引となる。
設定期間は7月1日から9月30日まで。5月25日に事前受付を開始し、6月1日に発売する。発売期間は乗車日1カ月前の10時から、乗車日13日前の午前1時40分まで。事前受付は乗車日1カ月+1週間前の午前5時30分から可能。受取箇所はJR北海道の指定席券売機・みどりの窓口・ツインクルプラザ、JR東日本の指定席券売機・みどりの窓口・びゅうプラザ(一部除く)、JR西日本北陸エリアの一部駅のみどりの券売機・みどりの窓口となる。